Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

気づいたらPCゲー用コントローラを衝動買いしていた。(8bitdo Ultimate Blutooth Controller俺的レビュー)

久しぶりの衝動買いです。

 

なんか突然無ワイヤレスのPCコン(箱コン互換)が欲しくなってしまったんですよ・・・

 

●PCゲーを友人と一緒にやりだしてはや数年、ずっとエレコムの有線LANコントローラを使っていた

スマブラでSwitchデビュー後、いつもスマブラをやっていた大学同期たちとPCゲーもするようになり、その際に買ったエレコムのお安めのコントローラ。

有線式ですが機能的には何も不満はなく、ゲームを楽しんでいました。

 

今は廃盤になり、ボタンが黒になったシンプルなやつが後継品として販売されているようです。有線で良いなら使いやすいですし、最初のPCコンとしては悪くないんじゃないかなぁと個人的には思っています。

SwitchのProコン等を利用してもよいですが、ProコンとPCではABXYの配置が違いますしね

 

●何を思ったか突然「無線コントローラ欲しいな・・・」と思い立つ→膝にセールを受けてしまってな・・・(衝動買い)

ゲームしてる最中にふと「無線+背面トリガがあるコントローラほしいな・・・」塗布と思いたち、いつメンに相談。

XBOXのエリートコントローラ(エリコン)でしょと当初は言われたのですが流石に予算オーバーなので色々悩んでいたところ、某氏が使っているコントローラが悪くないとのことで紹介されたのがコレです。

マケプレストアが大量に出てきますが、Amazonや8bitdo公式マケプレストアが安心確実だとは思います。通常時は9800円程度のようです。

 

 

形状がほぼ一緒でボタンが箱コンと同等の「8bitdo ultimate 2.4Ghzコントローラ」というのもあります。とてもややこしい。こちらはBluetoothおよびSwitchの接続に対応せず、またジャイロ機能もありません。PC接続(USB接続)専用です。

そしてスティックがALPS製スティックです。定番のスティックなのですが、使用するにつれてドリフト問題が発生することがあり、上位機種を中心にホール効果を利用したスティックに置き換わりつつあるようです。

 

 

 

 

一瞬で衝動買いしてしまいました。。。

・充電ステーションがある

・BT/自前2.4GHz対応でSwitchにもPCにも対応できる

・スティックがホール効果採用スティックで、経年劣化によるドリフト問題が発生しない

・他のコントローラみたいなゴテゴテしたデザインではなく、シンプルなデザイン

・背面ボタンがある

・標準はABXYが任天堂レイアウトだが、なんと自力でABXYボタンを箱コン仕様に変更可能なパーツが売っている

・見た時公式マケプレストアでセールやってた

8BitDo ABXY Buttons for Ultimate controller - Xbox Layoutshop.8bitdo.com

 

充電ステーションあり、箱コン仕様にできる、ホール効果ジョイスティックが決め手でした。SwitchはProコンがあるので使うつもりはなかったのですが、Switch非対応のモデルはホール効果スティックではなかった(私が購入時、今はある)ので。。。

 

●着弾

最近の製品の箱はおしゃれでよいですね。

 

技適、ヨシ!

添付のpdfに基盤写真等も載っているので、分解時に役立ちそうです。

 

本体。つや消しのブラックです。左右グリップには滑り止めのドットパターンがありますが、馴染むまではちょっとザラつきが気になりました(1ヶ月程度で手に馴染みました)

背面には待望の背面ボタンが2つあります。Switchでスプラとかやるときにはカモン/ナイスを割り当てると良さそうです。後述しますが十字キーと重複して割当可能なので。

また充電接点と2.4GHz/Bluetooth接続の切り替え用のスライドスイッチも搭載しています。

横幅に関してはSwitch Proコンより若干小さめかな?

 

本体上部には充電ランプ、Type-Cコネクタ(有線接続としても使用できます)、Connectボタンがあります。

 

動作中は8bitdoのアイコンのボタン部分周囲が光ります。長時間触らずにコントローラの電源がOFFになってしまった場合、このボタンを押すと再度接続します。

 

本体下部には1P~4Pを示すLEDもあります。昨今のコントローラだとおなじみの装備ですね。

 

 

付属品はこんな感じ。本体、充電ドック(+レシーバー)、マニュアル、USBケーブル(A-C)の4点。

 

充電ドック。本体底面にレシーバーを収納しておけるスペースがあり、USBポートをレシーバー+充電で2ポート専有することもありません。

 

充電時はドックが白く光ります。使い終わったらドックに置いておくという感じの運用をすれば、バッテリ切れも気にならないですね。

 

USBの受信機はこちら。単体でUSBポートに刺すことも可能ですが、まぁドック内が定位置になります。8bitdoというブランド名の通り、初代マリオのブロック+コインのようなデザインになっていますね。

 

●設定ソフトについて

公式HPからダウンロードが可能な「Ultimate Software」、ファームウェアのアップデートが可能な「Upgrade Tool」を利用します。

app.8bitdo.com

support.8bitdo.com

 

ウイルススキャン等は問題ないのですが、中華製製品のソフトにありがちなWindows Defender警告が出ました。

日本語版Windows11だと中国語が文字化けしてしまい、怪しさ爆発です。

発行元の証明書(コードサイン証明書)も英語表記でCN取ればいいのになぁ・・・

 

まずはファームウェアのアップデート。無線コントローラと言えど、ファームウェアアップデートの際は有線接続が必要になります。

最近はコントローラもファームウェアを更新する時代なんですねぇ・・・

 

Ultimate Softwareを起動すると設定の選択画面になります。

Windows→2.4GHz接続、WindowsPC用の箱コン互換(XInput)設定

Switch→Bluetooth接続のNintendo Switch接続時の設定

 

最初にどちらの設定を行うかを選択します。

 

Windows

設定はコントローラのボタンマッピングやスティック/トリガの設定など、かなり細かくカスタマイズできます。各接続方式ごとにプロファイルを3つまで持てるので、ゲームによって切り替えることも可能。

 

Windowsモードの場合、ABXYのボタン配置が表記と異なる(箱コン配置になる)点に注意が必要です。(書き換えることもできなくはないですが。。。)

 

 

スティックに関してもデッドゾーンの管理ができます。今は問題が出てない&問題が出にくいホール効果スティックですが、ドリフト問題についてもソフトウェア側でデッドゾーンを調整することで最低限の対応が可能です。

 

ZL/ZR(L2/R2)トリガのデッドゾーンも同様に設定が可能です。

 

振動の強弱の設定も可能です。かなりいろいろカスタマイズできますね。

 

 

なんとマクロの設定も可能。特定ゲームによってはチート扱いになりそう。

 

・Switch

Switchに関してもほぼ同様です。

ZL/ZRがアナログではなくON/OFFのデジタルトリガになること、ABXYが物理ボタンの表記と合うこと以外はほぼ共通の設定項目ですね。

 

●PCでの使い心地

とても便利です。これまでケーブルありが当たり前でしたが、ワイヤレスにに慣れてしまった結果、もう戻れなくなりました。

飯食いながらゲームするのにも最高です。(飯を食いながらゲームをするな)

一定時間操作しないとコントローラの電源がOFFになるため、本体真ん中のボタン(周囲が光るボタン)を押してやると再接続されます。

 

Nintendo Switch Proコンとの比較(Switchでの操作感)

Switchへの接続方法はProコンと変わりません。本体上部のConnectボタンを押すとSwitch側からProコンとして登録されます。

 

登録後はProコンと同じように利用できます。ジャイロの感度もProコンと同設定でゲームプレイしましたが、全く違和感を感じませんでした。

逆に違和感を感じたのが振動機能です。Proコン/Joy-コンは「HD振動」なるものに対応しているのですが、この機能が前提のせいか、デフォルトの設定だとUltimate Controllerはメチャクチャ振動します。イカジャンプ中とかとてつもなく震えます。

 

改めてNintendoのコントローラの「HD振動」の凄さがわかりました。

やはりゲーム機のコントローラは純正が良い、という一例ですね。

このUltimate ControllerはPCとコントローラをどうしても共用したい、というのであれば選択肢としてはアリだと思いますが、Switchのみのコントローラとして利用したいのであればProコンのほうが断然おすすめであると言えます。

support-jp.nintendo.com

 

●買って数カ月後、私の要望を満たすコントローラが国内でもリリースされていた

もう2ヶ月待てばよかった(白目。

8bitdo Ultimate 2.4GHz Wireless Controllerのホール効果スティックverが気づいたらリリースされていました。

ジャイロとBluetoothはありませんが、PCで使うだけなら問題ないですし、元々箱コン仕様のボタン色と配置になっています。

まさに私が欲しかった仕様。タイミングが悪い!!

 

 

●仕様の違いまとめ

8bitdo Ultimate Controllerは形状がほぼ同じで複数種類あり、入手しやすい3種類についてとてもややこしいのでまとめです。買う時チンプンカンプンだったので。

・1)8bitdo Untimate Bluetooth Controller(8biotdo Ultimate Controller with Charging Dock Bluetooth,Compatible for Switch)

・2.4GHz/Bluetooth接続

ジャイロセンサ搭載(SwitchのProコンとして使用可能)

・ホール効果ジョイスティック

ボタン配置はNintendo互換

 

・2)8bitdo Ultimate 2.4GHz Controller(ALPS)

・2.4GHz(専用レシーバー)接続のみ対応

・ジャイロセンサ非搭載

ALPS製ジョイスティック

・ボタン配置はXBox(Xinput)互換

 

・3)8bitdo Ultimate 2.4GHz Controller(Hole Effect)

・2.4GHz(専用レシーバー)接続のみ対応

・ジャイロセンサ非搭載

・ホール効果ジョイスティック

・ボタン配置はXBox(Xinput)互換

 

PC/Switchで使いたいなら1を、PCのみで使いたいなら2か3ですが、ホール効果ジョイスティックとALPS製ジョイスティックの価格差がほぼ無いので、PCのみで利用するのであれば3がおすすめかなーと思います。

 

●まとめ

PC用無線コントローラとしてはこの上なく満足感が高くて、とても気に入っております。もう戻れない。

他のコントローラにありがちな虹色に光ったりゴテゴテした装飾もなく、本当にシンプルなデザインなところもお気に入り。

充電に関してもドックに置くだけでいいので負担に感じません。

このコントローラを紹介してくれた友人には感謝しか無いですね。

あえて言うなら私が欲しい仕様ドンピシャのものが発売されてしまいましたが、本体の価格は私が購入したときと大きく変わりませんし、公式ストアからボタンを買った際に発生した費用1000円ほどで、箱コンボタン仕様+ジャイロありという上記1+3の組み合わせの最強仕様に出来るので、まぁ誤差の範囲内といえばその通りです。