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中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

TVを捨てて4K”モニタ”を導入。(LG Ultragear 48GQ900俺的レビュー)

ぶっちゃけTV見ないし、、、ということでリビングにTVをゲーミングモニタで更新。

 

購入したので俺的レビューです。

 

 

●リビングの15年物の32インチFHDテレビの調子が悪い

パナソニックの32インチFHDテレビを就職後1年くらいで購入し、ずっと使い続けてきたのですが、

Switchと接続中に突然画面が消え、数秒後に復帰する

ような症状が発生。

当然ゲーム中に画面が消えるのはとても困るので、そろそろ寿命かなということで更新の検討を開始。

(TV視聴中には出ないこと、他の接続方法でも出ないことから相性的なのかもしれませんが、それにしても2023年頃から出始めたので不可解ではあります)

 

●TVは見ないし、チューナがあると色々とアレだし、ということで40-50インチ級のゲーミングモニタを検討する

リビングのTVはほぼほぼゲームやサーバの画面出力としてしか利用しておらず、TVはほとんど見ていない状態でした。

・これ、TVチューナいらないな?

・ゲームメインで使うのなら将来のゲーム機購入を見越して、VRR対応や高リフレッシュレートの機種がほしい(120Hz以上、可能なら144Hz以上)

・32インチでは小ささを感じているので、40インチ級、可能なら50インチ前後へサイズアップしたい

 

という3点に思い当たり、リプレース機の選定に入りました。

結果的にたどり着いたのがこれ。LG製品は初めてですが、どのみちどこのメーカーのOLEDや高リフレッシュレートパネルは多くがLG製パネルを利用しており、なら純正でも変わらんかな・・・ということでこちらに。

www.lg.com

 

ちなみに購入は公式ストア。何故かたまたま見た瞬間だけとんでもない特価が出ていて、慌ててポチりました。(ポイント還元込みで16万切ったら買おうとしててヨドバシで決済かけた直後に見つけて、慌ててヨドバシ側をキャンセルしました)

 

新規会員登録者向けクーポンも利用できたおかげで、13万ちょいに。

とてもお得に買えて良かったです。

この記事を書いているタイミングで生産完了品となっていることを確認したので、滑り込みですね。このサイズのゲーミングモニタは激レアなので買えてよかったです。

 

・その他検討機種

Gigabyteは今あまり買いたくないメーカーのカテゴリに入ってるのであまり検討という感じではありませんが、要望を満たすスペックなのは上記機種くらいしかないので比較はしました。

48GQ900は終売なので、今買うならBENQかなぁと思います。

 

 

●着弾

とにかくデカイ。公式で注文した場合、組み立てまでやってもらうことも出来るようで、引き渡しのみか組み立てするかを聞かれました。結果的には組み立ててもらったほうが良かったです。一人にはでかすぎる。

 

箱上部に土台とスタンド、付属品が入った箱が収められています。

 

スタンドと土台。この2つを合体させたあと、液晶背面下部にネジ止めします。

 

ちなみにモニタは箱を破壊しないと一人では出すことが出来ませんでした。パネルが薄いため(本体上半分は有機ELパネル分の厚みしか無いので本当に数ミリしか厚みがない)、本体下部しか持つことが出来ません。基本は二人で取り出したほうが絶対に安全です。一人で無理やり出しましたがまぁパネルを割ってしまわないかヒヤヒヤしましたよね。。。

 

付属品はこんな感じ。マニュアル類、リモコン、HDMI/DPケーブル1本ずつ、スタンド部分の目隠しパネルが入っています。

 

●なんとか設置完了

 

ひーこら言いながらスチールラックの上に設置。我が家は組み換え可能という点と耐荷重の高さという2点でルミナスシリーズのスチールラックを超絶愛用しているので、こいつもスチールラックを使って置いています。

転倒防止のためにタイラップをスタンド片側2本ずつの計4本で固定。これが倒れるならスチールラックごと倒れるしか無いので、まぁ大丈夫でしょう(と思いたい)

 

●画質と発色、性能について

スペックは以下の通り(公式サイトより)

  • 4K OLED(有機EL)パネル、コントラスト150万:1、HDR対応
  • GTG 0.1ms
  • HDMI2.1対応(4K120Hz対応、オーバードライブすると138Hz)
  • NVIDIA G-SYNC Compatibule(DPポートのみ)、AMD FreeSync Premium対応

FreeSync対応=HDMI2.1のVRR対応なので、PS5のVRRにも対応し、将来のSwitch後継機がHDMI VRR対応していた場合でもこのモニタで対応することが出来そうです。

参考:

pc.watch.impress.co.jp

 

なお本体背面にはゲーミングモニタにありがちなLEDが装備されています。

色はOSDから変更/調整が可能ですが、レインボーがこの上なく鬱陶しいので白固定です。OFFにもできますが、我が家では折角あるのと本体の電源インジケータ代わりに白固定で光らせています。

 

●まさかのドット抜けが・・・

sachi-web.com

便利なので上記サイトを使わせてもらい、ドット抜けをチェック。

今までドット抜けモニタに当たったことはない(記憶)なのですが、初めて当たりました。

本体中央下部に1ドットだけ赤のドット抜けを確認できました。

青緑は抜けていなかったため、全画面白にした場合分からない状態です(本当は光の三原色的に1ドットだけ水色になるはずなんですが、わからない)

 

当然画面が動くゲーム中にはわかりませんし、視聴距離(ソファに座っている状態)ではであれば赤色固定にした状態でもわかりません。

 

なお常時輝点(点灯)ドット抜けは1ドットでも交換の対象ですが、常時不点灯1ドットは交換対象外です。

まぁ気にならんのでヨシ!と割り切ることにしました。

 

●無輝点保証

ご購入いただいた日から3年間、輝点(同じ色で光りっぱなしのピクセル)が1個でもあった場合は、保証期間内に限り、無償修理対象となります。
輝点と思われる欠陥が見つかった際は、カスタマーセンターにお問い合わせください。

www.lg.com

 

●リモコンとOSDについて

付属リモコンはこんな感じ。基本が”モニター”なのでチャンネル等は付いていません。

下部の丸い部分は左右に回す、押し込むの操作ができ、これでメニュー等の選択、決定を行い、上部にある戻るキーと共に利用しメニュー操作を行います。

また電源OFFからの立ち上がりも”モニター”らしくわりと遅めです。スタンバイからの復帰であれば早いので、基本は出力側のデバイス(ゲーム機など)の電源を切って、スタンバイに落とす運用にしています。

 

 

 

OSDいろいろ。詳細メニューに入ると現在のリフレッシュレートやVRRの動作状況なども表示されます。(これはNintendo Switchを接続した状態で出しているので、60Hz&VRR無効と表示されます)

OLEDのクリーニングについてもここで設定します。デフォルトの動作は使用時間が一定時間すぎた後にスタンバイになる際に自動的にOLEDクリーニングが実行されます。

画面が消えていて筐体のライティングが点灯している場合はOLEDクリーニングがのクリーニング中です。

有機ELは焼付き防止のためにクリーニングは必ず定期的に実行するようにしておきたいですね。

 

画質についてはVRR対応の4K解像度が出せるゲーム機を持っていないため評価ができません。PCからの4K出力は確認しましたが、このモニタをPC用モニタとして使う層はどれくらいいるんだろうか・・・・

発色はとても鮮やか&リビングソファに座っての48インチは没入感としては抜群で、イカのプレイングスキルも上がった気がします(大げさ

 

●音質

基本的に残念です。おまけ程度と思ったほうがいいかも。

Switchと接続してゲームをした感想としては、中音がスカスカで、低音と高音だけ出る逆カマボコタイプ。

光デジタル出力はあるので、サウンドバーや外付けスピーカーが欲しいですね・・・(TVと違いeARCには対応していないので、HDMIを使ってモニタから音声信号は受け取れません)

どこかからお金降ってこないかなぁ(遠い目

 

●まとめ

リビングがほぼほぼゲームをする場所になった結果、大画面ゲーミングモニタというニッチなジャンルに手を出すことになりました。

ゲームや動画視聴用モニタとしてはリビングに置くのにこれ以上無いくらい最適なサイズなので、長く使いたいですね。

OLEDは初めてですが、どれくらい使えるのかな・・・