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中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

Pixel9Pro XLに順当リプレースというか追加というか。(Pixel9Pro XL 俺的レビュー)

Pixel3と6の組み合わせが6と9にスライドするはずだったんですけどねぇ・・・

昨年Pixel3が死んでしまったのでPixel6に加えて「増備」になりました。

 

そんな追加したPixel9Pro XLの俺的レビューです。

 

 

●本来はPixel3がサブから降格するはずだったが、昨年死亡してしまったので増備という形に。

スライドしたのはMoto G52J 5Gでした。

本来は3と6の組み合わせを6と9にして、いつもように先代メインをサブに・・と思っていたのですが、2023年の電子機器大量死に巻き込まれて何もしていないのに(おそらくNAND死で)文鎮化してしまい、Pixel6 ProとMoto G52J 5Gの組み合わせで使っていました(しかもG52J 5Gは画面割れの状態というね)

 

makoro.hatenablog.jp

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実はPixel6にも悲劇が起こっているのですが、それはまた別の投稿で。

 

●というわけでPixel9Pro XLをご購入。もう画面がでかい端末しか買えなくなってしまったのじゃ・・・

下取りはau Certifiedな中古iPhone SE3(UQ Mobileへ転入したときにゲットした端末)を生贄にしました。本体が20万弱ということで、少しでもお安くするために犠牲になってもらいました。

 

下取り額は35000。auの認定中古はほぼ傷なし(カメラリンク周辺に塗装剥げが少しある程度)だったのでサイトに表示されている満額回答となりました。

 

それまでは普通サイズの端末でも問題なかったんですが、Nexus6を購入して以降、いわゆるファブレット(もう死語ですが)というか、大画面モデルばかり購入しています。

(7インチ弱端末ばかりなので、胸ポケットから落下する原因にもなっている気がしなくもないですが。。。)

 

●着弾

少しでもGoogleストアクレジットの期限を伸ばそうと発売直後のキャンペーンの最終日(9/2)に注文して9/5発送としたのですが、なぜか期限は9/1に。

通常ストアクレジットの付与タイミングは発送日の前日なので、2024/9/4付与の2025/9/4期限だと思ってたんですが、どうやらキャンペーンのはその限りではなく2025/9/1が期限のようです。

 

今回は本来10月に発表されるものが早まった関係で、おそらくPixel10シリーズが出る前に期限切れになりそうなので、どう使おうか考え中です。

ストアクレジット、特に公式ストアで欲しいものがないので、このままだと来年春に出るであろうPixel9aに使うことになりそうで。。。

(Pixel Watchはもうちょっとバッテリー持つようになってから出直して来いレベルで興味がないので、Fitbitが壊れでもしない限り買い替える動機がない・・・)

 

 

モデルはGQ57S、SKUはGA05912-JPがPixel9 Pro XL白の型番のようです。
世代を追うごとに箱がどんどん薄くなる。。。


背面のシールを剥がすと内箱が出てきますが、簡素すぎて新端末のワクワク感がまったくないです。。。

ご開帳。端末はカメラ部分を上に、ひっくり返った状態で収納されています。

 

内容物はこんな感じ。簡単な説明書とSIMピン、ケーブルのみ。充電器が付属していた時代と比べるととてもシンプルになりました。

 

カメラ部のアップ。

Proの系列なので3眼カメラになります。Pixel6Proと比較すると

・標準カメラは明るく

・広角カメラは明るくより広角、高画素に

・望遠カメラは明るくズーム倍率が増加したが、イメージセンササイズは小型化

望遠カメラはズーム倍率が上がっているもののCMOSセンササイズが小さくなっているため、暗所でのノイズ処理がどうなっているかがポイントですね。

 

 

●保護&ストラップなどのアクセサリ各種

今回もSpigen多めです。

・保護ガラスフィルム

ガラスフィルムはMade for Google PixelなSpigenのガラスフィルムに。指紋認証にも対応します。(私の手元では特に問題なく使用できました)

Ez Fitという取付キットが付属するようです。2枚セット。

・ケース

こちらもSpigenです。オールクリアのケースも考えたのですが、過去Pixel3でオールクリアのSpigenハイブリッドケース(背面PC、側面クリアTPU)を購入したところ1年程度でPCとTPUが分離してしまったのでTPU部分は黒をものをチョイス。

・カメラ部ガラスフィルム

こちらもSpigenのものが存在しますが、カメラはそこまで重要視していないのと、前面と違い指紋認証との概念はないので中華のお安いものをチョイスしました。3枚セット。

・ストラップ

もう何年このシリーズを愛用しているんだろう・・・というレベルでずっと書い続けているストラップです。既存の端末に付いているストラップの根付部分が限界なので新規に買い足し。

 

●流石にこの2年で端末が壊れまくっているのと、来年から厄年なのでスマホ保険にも加入

2023年から端末の破損がずっと続いており、また来年厄年ということ、端末の搭載液晶が有機ELで修理金額が高額になる、という点を鑑み、スマホの破損に備えるための保険に加入することに。

 

Pixelは端末購入時に「Preferred Care」なる保証サービスに入ることができますが、

・保証期間が2年である(私の端末サイクルが3年スパン程度なので足りない)

・画面破損時の修理の際の自己負担がある

・検討した少額保険と比較し、年あたりの保険料が割高になる

・持ち運びする2台の保険に入りたい

 

最終的に候補に上がったのがこの2つ。

mobile-hoken.com

→3台まで700円、免責なし、1台目は補償額10万、2、3台目は合計3万まで、スマホタブレット以外のモバイルデバイスでも加入可能だが購入後1年以内、またはメーカー/キャリアの保障サービス加入中が加入条件

 

www.jcom-ssi.co.jp

→2台で680円、2台合計10万まで補償、免責なし、発売後5年以内で破損してない端末であれば加入可能、台数を増やすたびに+200円/月、補償金額+5万/台追加プランあり

 

最終的にはJCOMのほうにしました。他社は申込み成立翌日から補償開始、JCOMは翌月1日から(前月20日までに端末登録が完了したもの)補償開始となります。

他社は翌日から補償開始ですが待機期間(保険を請求できない期間)が存在しますが、JCOMは逆に待機期間はなし。

翌月月初からの補償開始であれば、他社の待機期間と同等であるという見方もできるので、実質的にはデメリットではないかもしれません。

(まぁ、保証期間外に破損させるとまずいので月が変わるまでは使わないようにしていますが。。。)

 

あとはないと思いたいですが、JCOMが保険事業を止めるとかがなければいいのですが・・・

 

●端末の操作感の感想

タッチの感覚は120Hz液晶のせいなのか制御のせいなのかはわかりませんが、iPhoneのように指に吸い付く感覚がだいぶ強くなりました。有り体に言うとiPhoneっぽくなりました。

また本体の重量がPixel6 Pro比で11g増えただけなのにもかかわらず、地味に重く感じます。5%ほど重量が増えたのですが、意外と知覚できるようです。

 

指紋認証についてはガラスフィルム貼付け後も問題なく解除が可能・・・なのですが、なぜか長時間画面ロックをしていた直後のロック解除では失敗するケースがあり、挙動が若干謎です。将来のアップデートでより良くなってくれることを期待しましょう。。。

 

液晶に関してはエッジディスプレイからフラットタイプに回帰してくれて本当にありがたい限り。端が丸まっていると誤タッチの誘発原因になっていたので、、その点を回避できるのが良いですね。奇をてらったディスプレイじゃなくていいです。

 

売りの消しゴム機能やGeminiAIの活用、写真の一緒に映る等の機能は私は現時点まったく使わないので(GeminiAIは今後使うかもですが)、宝の持ち腐れ感があります。。。

 

●カメラを使ってみた

ほぼ撮って出しです(ノートリ、無調整、一部モザイク処理のみです)

・日中撮影

・メインカメラ

明暗がある状態の夕方の写真です。
暗いところのディティールがちょっと潰れ気味ですかね?
明るいところはスマホカメラとして見ると十分高いと思うのですが、反射光にはそこまで耐性が高いというわけではなさそうですね。(1枚目左側に色収差なのかパープルフリンジなのかは不明ですが、反射光が紫色で撮像されている)

また山手線E235系のLED表示機にはモアレのようなものがが認められます。

メインカメラはローパスフィルタレスなんですかね。(調べるとスマホ用カメラモジュールはセンササイズが小さいので基本ローパスフィルタレスっぽい?)

大手どこのレビューを見ている限りではこのような感じのレビューにはなっていないため、保護のために追加したガラスフィルムが悪さをしているのかもしれません。。。

 

・広角カメラ



・望遠カメラ(デジタルズームなし)

 

・屋内撮影

・メインカメラ


点光源はゴーストが認められます。解像感はそこまで悪くなさげ。

こちらもガラスフィルムが原因の可能性はありますが。。。

・夜撮影(夜景モード)

・メインカメラ

 

・望遠カメラ(デジタルズームなし)

デジタルズームなしの場合、望遠レンズでもそれなりの解像感はありますが、なんとなく望遠レンズの夜景モードはPixel6proのほうが描写力が高い気がしなくもないです。十分使い物にはなりますが。

 

総じてD500+SIGMAのArtレンズの解像感に慣れすぎてしまって、カリカリ感が足りないという評価になってしまいますが、トータル30万のAPS-C素子+高画質レンズと比較するなという話ではあります。

コンデジの代わりという意味でいうと、完全に食ってしまっていますね。そりゃコンデジ市場がほぼ淘汰されるわけだ。。。

 

●端末の下取り

・下取りキットが遅れて届く

本体の発送から数日後にゆうパケットで下取りキットが到着します。

 

 

キットの中身は返送用宛名ラベル、下取りのための初期化ガイド、密封用シールです。

端末は写真右側のポケット部分に収納し、密封シールと宛名シールを貼り付けて定形外郵便として投函します。

夏場の郵便ポストとか、かなり熱くなると思うんですがこの方法は端末大丈夫なのかな。。。

 

初期化ガイドにはiPhone/Pixel/Galaxyの初期化方法について記載がありました。

(今回はゲットした中古端末を未使用のまま下取りに出したので実は何もしてないのですが。。。)

 

・クレジット返金でトラブルに遭遇 SMCCくんホンマそういうとこやぞ

下取り査定に関しては満額回答でしたが、クレジット返金でトラブルが発生。

返金処理に関わる一部の手続きだけが三井住友カードの不正検知システムに引っかかってしまい、下取りクレジットが本記事執筆時点宙に浮いています。。。

 

9/2:177900の決済承認(確定)

9/17:

・下取りクレジット(35000)の回答あり

1)Google Store側から-177900の決済リクエストの利用通知メールあり

2)Google Store側から142900の決済リクエストの利用通知メールあり

3)Google Store側から-35000の決済リクエストの利用通知メールあり

4)Google Store側から177900の決済リクエストの利用通知メールあり

 

このうち2の「下取り分を減じた金額で一旦売上を立て直す」(9/2の売上をキャンセルし新たに売上を立てる処理)分の決済トランザクションが不正検知システム発動によって停止されました。

停止された結果なのかはわかりませんが、下取りの返金分のみ(3)が返金クレジット決済(マイナス決済)され、(1)の相殺をするためなのか(4)の処理が走っている状況。

このうちカード会社側の決済トランザクションで確認されたのは1,2,3で、4の決済トランザクションが決済翌日時点で確認できず、また記事執筆時点でもまだ3の返金分が載っていないことから確定を待って再度Google Store側のサポートおよびSMCC側にまた連絡する必要があるかもしれません。

 

上記の決済トランザクション、最終的に3が不成立(これは確定)、1と4が相殺されて9/2の元決済と4のみが残りました。SMCCとの締め日(15日)を過ぎた関係で翌月支払いになってマイナス相殺されたのでほんとに売上処理が謎い。

まぁ数字が合っているので一安心しましたが。。。

 

●今後の端末戦略をどうするか

実はこれが一番悩ましいかもしれません。

・1年以内に使わないと消失してしまうストアクレジット

・メイン端末の更新頻度は基本3年スパンになっている

・概ね3-4年以内のPixel端末(非a)ならそこそこの下取り金額になる(今回であればPixel6が年数の割にかなり高い下取り金額だった)

・キャリアの回線プランを使っていないのでキャリアで買う選択肢はない

 

上記を勘案して考えると、現時点での戦略は

・3年毎にフラッグシップ端末を下取りに出しつつ更新

・下取りに出す端末が破損している場合は保険を適用して修理してから下取りに出す

・購入時に付与されるストアクレジットは同世代のaに利用する

という感じに。

今回であればストアクレジットをPixel9aに使用して格安ゲットする、という感じです。

今後はメイン端末はサブへスライドではなく、下取りを前提とした端末運用にする感じですね。

 

これまでのaモデルは同世代の無印モデルと基本スペックが一緒&カメラ/外装をコストダウンしてお値打ちに、という感じなので、Pixel9aもPixel9とスペックほぼ同一で、外装がガラスやポリッシュアルミではなくプラスチック中心、液晶もコストダウンされたものが採用してお値打ちにという感じなのかなと予想しています。

少なくとも来年9月までには発表されるでしょうから、現時点では捕らぬ狸の皮算用。実際のスペックやデザインを見て決めるつもりですが、まぁストアクレジットの使い道がほぼこれしかないので多分9aを買うことになると思います。

 

●まとめ

カメラに関しては正直劇的な性能向上をしていないため、単にSoCが新しくなったスマートフォンを買った、みたいな感じになってしまっています。。。

今後Geminiが進化すれば化ける可能性はありますが、現時点新端末にして感動したことはガラスフィルム越しの指紋認証だけなので、使っていいくうちに使いやすいところを発見していきたいと思います。

現時点では下取りトラブルのせいでマイナススタートです。。。

 

端末の補償は観念して保険を契約しました。これまでは「端末壊れたら新しいの買ったらええやん」「そもそも端末を落として壊したことがほぼない」だったのですが、昨今の端末の高価格化&この2年の壊れ方を見ると用心するに越したことはない、という判断に至りました。

 

さーて、(10月になったら)使い倒すぞー。