Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

水没から1年。そして13年目の車検なのでEJエンジン車のタイミングベルト交換してみた。

なんとか1年ノートラブルで維持できた。これからもノントラブルで頼む。

 

ということで13年目の車検です。

 

 

●1年前に水没して無理やり修理

はい何回お前擦るのよの時間です。

2023/6に大雨からの車内浸水に至り、排気系全交換、エアバッグ関連中古パーツ調達、メインハーネス欠品により自力で水没可能性のある配線を修理した我が愛車。

 

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まぁもう偏愛ですよね、という話は置いておき、交換後は毎度のエンジン始動後にエアバッグ警告灯が消灯することを祈る日々でしたが、半年後くらいからだんだんエンジンを書けるのが怖くなくなっていきました。

最終的に修理上がり後から1回もエアバッグ警告灯は点灯していません。

 

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お祓いも2箇所の神社で行い、もう神にも縋る感じになっております(笑)

 

●水没した時にタイミングベルトも水に濡れている可能性がゼロではないということで、年数も年数だしタイミングベルトの交換を依頼

修理上がりに受け取る際に「大丈夫だとは思うが、タイミングベルトも水に触れている可能性はゼロではない」と言われていました。

我が愛車は昭和設計の水平対向、バルブタイミングの駆動は昨今のエンジンと違い、ベルト式です。それも左右のバンクが1本でつながっている超絶長いベルトが使われています。

 

一応BR9のタイミングベルト交換サイクルは「10万キロ毎」のみらしいんですが、いつから推奨交換サイクルって年数の指定消えたんですかね?

だいたい10年10万キロってよく言うような・・・

 

年数ももう13年だし、webを検索していると8万キロを超えたあたりからタイミングベルト破断したという報告もチラホラ。

 

水に浸かった可能性が少しでもあるし、今7.5万キロだし、13年だし、ということで、推奨交換までは走っていませんが車検のタイミングで変えようということを修理上がりのタイミングから計画はしていました。

 

●余談:水平対向のタイミングベルト整備が何故重整備なのか

何故か:同タイミングで変えておいたほうがいい部品がとても多いから、に尽きます。

詳細はこの動画の人が喋っている内容とほぼ重複しますが、

www.youtube.com

タイミングベルトを交換するには補機ベルト/ラジエータを外す必要がある

ラジエータを外すためには冷却水を抜かなければいけない

オイルシールウォーターポンプ、アイドラプーリーなどタイミングベルトの交換と同等の作業をしなければ交換できない部品がとても多いため、一緒に予防交換するのが普通

・単純にタイミングベルトが高い

・再利用可能部品の少なさ

 

という感じです。

 

ちなみに10万キロ到達しての交換であれば、スパークプラグなどさらに一緒に交換推奨時期になっているパーツが多いので車検費用は上がります。

うちの子はまだ10万キロ未到達ですし、プラグは特に点火異常もなければベルト交換とは関係がないため、タイミングベルト交換と同時作業でしか交換できないもの一式のみを交換しました。具体的には

タイミングベルト

ウォーターポンプ

・プーリー類

・再利用不可能な補機ベルト

オイルシールやOリング等の再利用不可能な消耗品

を交換しました。

工賃含め、もろもろコミコミで通常の車検+10万強(15万までは行かない)でした。

+20~25万くらいを覚悟していただけに、見積もりを見た瞬間「えっこんな安いんですか」って素で言ってしまいました。。。

 

●車検前のいつもの準備もやっておく

恒例になりつつあるワコーズF-1も飲ませておきます。

添加剤は気休めだと言われればそうなんですが、オイル交換直前に濃度を高めにした状態で毎回やっているので

・燃料半分になったら入れる

・そのまま燃料残量警告灯が出るまで~ガス欠ギリギリまで走る

・燃料満タンまで入れる

この儀式をしてからエンジンオイル交換(車検入庫)を行っています。

 

2年に1回の恒例の図↓

 

●車検が上がり、再度STIマフラーも使用開始。クラッチの異音も対策完了。

実は車検に合わせてSTIマフラーを復活させるべくいろいろやっていました。

問題なく装着状態で車検をクリアできたので、こっちも使用不可になるまで使ってやろうと思います。

グラスファイバーであれば水が入ったらダメですが、多室構造だったため長期間かけて乾燥させました。

(マフラーの復活の顛末はまた別記事にて)

 

併せてクラッチも踏んだ時に異音が出ていたのでその調査もお願いしていたのですが、レリーズフォークの可動部?レリーズシリンダの可動部?へのグリス塗布で異音が解消したとのこと。実際に私が踏んでも異音が消えているので、こちらに関しても満足です。

●まとめ

これで水没時に気になっていたパーツはほぼすべて交換されたことになります。

修理上がり後は電装系のトラブルも今のところ出ておらず、安寧の日々を送れていますが、やはり水没車という履歴は消えないので、今後も早め早めの交換をやっていこうと思います。

電装にトラブルが出ないことを祈りつつ・・・