これがレジンの力・・・!
イやホンケーブルを自作する際のはんだ部分固定用に新兵器を投入したので、
簡単なレビューです。
●自作イヤホンの構造的な弱点の克服をしたい
自作イヤホンケーブルという沼に浸かってはや2年、
気づいたらケーブルが数本増えていました。
昨日半日かけて作ったケーブルたち。
— makoro_activity.log (@makoro_br9) 2019年6月3日
遅々として手持ち機材のバランス化が進まない(壊れない)ので、今回は3.5mmプラグで。
チューブが焦げてるのはご愛嬌…
仕様1:Amphenol3.5mmP+銀メッキOFC+オヤイデMMCX
仕様2:オヤイデ3.5mmP+純銀撚線+オヤイデMMCX
やっぱり銀線のほうが音が好みだなぁ… pic.twitter.com/tTNSRoMvEU
自作ケーブルを作成するのはよいのですが、はんだ付けのスキルがないため、
見事に短期間で断線することが多く、根本解決をするために追加の加工を施しました。
熱収縮チューブだと断線を止められなかった、というの主な理由です。。。
●対策兵器調達
熱収縮チューブでは根本対策にならなったので、所謂レジン樹脂的なものを調達。
BONDICという製品です。公式ではプラスチック接着剤となっていますが、
紫外線LEDで固まるところを見ると、レジンと同様の性質を持つ液体であると言えます。
BONDIC EVO(ボンディック エヴォ) スターターキット 液体プラスチック接着剤 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: BONDIC
- 発売日: 2018/08/23
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
●使用方法
MMCXコネクタへのはんだ付けのあと、はんだ付け部+被覆部までに塗布し、
塗布した場所を紫外線LEDで数秒~数十秒照射すると硬化します。
また、購入して10年近くになろうかというイヤホンのケーブルの補修にも使えます。
●固化後の強度は?
これまでパテ用途として使用してきたボンドスーパー多用途Xでは硬化後もある程度の柔らかさを保っていましたが、BONDICはほぼ硬化するため、塗布部の強度はボンドに比べかなり確保できます。
今度は塗布部と非塗布部の境界で断線する可能性はあるかもしれませんが、今のところは問題なく使用できています。
また説明書を読んでいると低圧の簡易絶縁にも使えるようなので、
色々使い勝手はありそう。
普通の接着剤とは違うので、そこを理解して使えばOKですね。
●まとめ
実質紫外線レジンと考えると、色々アイデア次第で応用はききそうです。
多少力がかかる箇所の補修には良いと思います。
まだ耐久性までは流石に不明のため、何か判明した際には追記しようと思います。