LEDも調達できたし、今回からいよいよ修理編です。
●修理
・LEDの取り外し
いつものはんだシュッ太郎にてLEDの取り外し。こいつほんとに便利。
1発当たり1-2分程度でさくさくと取り外していき、8個すべての除去を完了。
除去後のスルーホールははんだこてとハンダ吸い取り線できれいにしておきます。
・抵抗の付け替え
こちらも同様にはんだシュッ太郎にてはんだを除去し取り外し。
新しいはんだをメンディングテープやフラックスを駆使して取り付け。
若干芋っぽい感じですが、外れることはなさそうなレベルでははんだ付けできました。
R1/R2と二箇所同様に作業します。
・LEDの打ち替え
あとは普通のはんだ付けです。FluxLEDをさくさくとはんだ付けしていきます。
FluxLEDは角の1つに切り欠きがあり、切り欠き側の端子がアノード(+)になります。
・・・と書いていますが、↓の写真では見事に2箇所方向をミスっています(笑)
間違ってつけたものに関しては、取り外しと同じ要領で取り外し、再度取り付けして完了です。
・点灯試験
すべてのLED/抵抗の打ち替えが終わったら、自宅のPC用電源を使用した12V回路を利用し点灯試験を行います。問題なし。
リフレクタまで組み上げた状態でも問題なしです。
※私は電源取り出し基盤を自作しましたが、Amazonで売っているこういうのを活用すると良いかと思います。ATX電源はPC自作erが利用できる1番手軽な安定化電源(12/5/3.3Vが取り出せる、しかも大容量)です(笑)
念には念を、ということで実車に仮装着し、鉛バッテリおよびエンジン始動中で問題なく点灯することを確認します。こちらも問題なし。
・殻割りした灯体をもとに戻す
問題なくLEDの修理を完了させたところで、今度は割った外装をもとに戻します。
材質的にPPとアクリルの接着のため、通常の瞬間接着剤ではNG、というかPPを接着できる接着剤は1-2種類しかありません。
今回はセメダインPPXを利用しました。
また、そのままでは防水性能が高くないため、併せてホルツのシーリング材を利用して防水加工を行います。
シーリング材の硬化時間が経過したら修理完了です。
・車に取り付け
あとはさくさくと車に取り付けます。
まずは灯体を取り付け、その後スポイラーを取り付け。
内装をもとに戻して完了です。
取り付け後、テールランプとセットで再度点灯試験。問題なく修理完了です。
●修理完了! あとは同時に指摘された箇所を最高級チューンナップパーツへ交換。
実は事前見積ではMTシフトノブについてもパターンが記載されたキャップが脱落していることを指摘されていたため、これを機に交換します。
あいも変わらずSTI好きなので純正をチョイス。
これが
— makoro_activity.log (@makoro_br9) 2020年7月5日
こうなって
こうじゃ!! pic.twitter.com/Cb0397qmsQ
純正ノブより重くなるため、シフト操作としては若干軽くなりました。
今は想定してたより夏場にノブが熱い&冬場にノブが冷たいことが判明して、
どう対策するかと考えているところです(笑)
●まとめ
最悪GP XV-HVのランプが流用できるとわかったので、そこまで失敗を恐れる必要がなくなったことが大きかったですね。壊れても最悪なんとかなるやん、という心持ちで修理に取り組めました。
修理作業自体の難易度はそこまで高くなかったのですが、LED/抵抗の選定や、PPを接着するための接着剤の選定などが1番苦労しました。(特に接着剤。PPどれだけ接着剤キラーなのかがよくわかった)
LED自体も定格内で使っているので、また長く動作してほしいものですね。