Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

UPSのバッテリ、高くなったなぁ。。。(Smart-UPSのバッテリRBC48Lの交換を行う)

物価高騰でつらい。

数年に1回のUPSのバッテリ交換の季節がやってきました。

 

今回も変えていきます。(というか変えないと使えないので。。。)

 

 

●またUPSくんが鳴き声を上げる

3月の頭ごろ、UPSが2週間に1回行うバッテリセルフチェックでバッテリエラーになりました。エラーが起きるとピーピーと結構な音が数分間なり続けます。

初回はたまたまエラーとなった可能性があるので、24時間以上置いてバッテリが充電されたあとに手動のセルフチェックを行います。

今回はこの手動セルフチェックに1-2回目は通ったのですが、流石に3回目はNGとなりました。セルフテストはSmartUPSの旧モデルなら電源ボタンを長押しで行うことができます。

 

 

www.se.com

 

セルフテスト1回目(自動):失敗となってアラーム音がなる

同2回目(手動):成功

同3回目(自動、2回目から2週間後):失敗

同4回目(手動):成功

同5回目(自動、4回目から2週間後):失敗

同6回目(手動):失敗

手動セルフテストを失敗したときの動画がこちら。

www.youtube.com

こうなるともうバッテリを変えるしかありません。

Smart-UPSのバッテリは3-5年程度で寿命(セルフテストに通らなくなる)なので、ランニングコストは結構お高め。

 

●前回変えたのは2019/11だったので3年ちょい持った計算に

前回のバッテリは2019/11月にヨドバシで18,160で購入していました。

まぁ2万弱だし必要経費かーと思って調達しようとすると・・・

まさかの27000円。

どうやら世界情勢と原材料高騰、物流、円安等もろもろのあおりを喰らい、交換用バッテリがめちゃくちゃ値上がりしていました。

 

それでも買わないわけにはいかないので血涙を流しながら発注します。

なお、市場には互換品が山のように溢れていますが、私が純正を使いつづける理由は以下のような理由です。

・バッテリの寿命が段違い

→以前APCのBRシリーズのUPSに非純正のバッテリ(バッテリ自体はバイクにも使われるようなシールドバッテリー)を取り付けたところ、1年そこらでお亡くなりに。

純正は普通に3年前後は持ってくれるので、たとえ半額だったとしても長期的なコストは純正と同等か、下手したら純正のほうが安いです。

 

・純正は交換後の劣化バッテリを回収してくれる

→純正to純正への交換であれば、交換後のバッテリも純正となるのでAPCへ発払いで送付するだけでOK。(シュナイダーに買収される前は着払いだった記憶がありますが)

非純正は自分でバッテリの処分先を考えないといけないので本当に面倒くさい。

車用バッテリであればいつもお世話になっている工場にお願いする等も出来ますが、UPS用はそんなわけにもいきません。

 

●交換作業自体は簡単

バッテリはお高いですが、交換作業自体は非常に簡単です。

1)UPSのフロントパネルを取り外す(リボンケーブルに注意)

2)バッテリカバー(金属製の蓋)をクリップを抜いて外す

3)劣化したバッテリを抜く

4)逆の手順で交換用バッテリを搭載、バッテリカバーおよび前面蓋を閉める

の手順で交換できます。交換時間自体は5分くらいで終了。

(まぁこのとき力加減をミスってしまい、クリップを折ってしまいましたが。。。)

www.apc.com

 

 

●換装した感想

快適なUPS保護生活が戻ってきました。

APCUPSはバッテリエラー状態のままでは停電に対して保護できないため、ランニングコストの一環として割り切って交換し続けるしかありません。

去年Smart-UPSが2台になったので、これランニングコスト2倍なんだよな・・・

いや、背に腹は代えられないのですが。。。

 

なお、上記でも書いた通り、交換した純正バッテリはAPCに発払いで送ると回収してくれます。

送り先はここ。サイトにもある通り、一部の事業者ではバッテリの配送ができないので注意が必要です。(車用バッテリなんかはネットで買うと佐川を使って送られてくるので、佐川が一番安心かも。)

www.apc.com