Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

自宅のスマート化をさらに推し進めるために。(Nature Remo2 mini俺的レビュー)

現時点はリモート監視と音声コマンド対応という感じですが。

自宅のスマートホーム化を推し進めるべく、赤外線リモコンコントロールな機器をコントロールできるようにNature Remoを導入しました。 

 

 

 

 

●前々からほしいと思っていたところに、Amazonのセールがきたので。。。

 前々から興味があったスマートリモコン。

 自宅の家電は半数が赤外線制御のため、これらを制御したいなと思っていたところに、たまたまAmazonのセールを目撃しました。

1日ほど 悩んで、最終的にはお買い上げ。

 

●到着

2部屋あるので2つお買い上げ。温度センサあればとりあえずいいかなというのと、最初だし使い勝手を試してみるかということでmini2を選択。

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外箱から内箱を抜き、さらに開封。このパッケージも林檎を意識してるんだろうなぁ・・・

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付属品はマニュアルとA-microUSBのみ。ACアダプタはおのおので用意してね、というスタンスです。

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本体裏側。コネクタが奥まったところにあるため、付属ケーブル以外を利用する場合、ケーブルを選びそうです。またネジ等で引っ掛けるための固定穴も装備。

 

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サイズ感としてはこんな感じ。(Switch Joy-conとの比較)

miniはかなり小さい筐体ですね。

 

md-study.com

 先代はESP-WROOM-02がそのまま入っているようです。WLAN/BTを持ち、マイコンの端子経由で赤外線を送信。

ハードウェア的にはArduinoの工作に近いような作りですね。この手のデバイスはソフトウェアの作り込みが必要なので、ハードウェアだけの出来がどうである、みたいな議論は意味をなしませんが。

 

 

●機器の登録

Nature Remoへのデバイスの登録は簡単です(プリセットされているメーカーのものなら)

 

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バイスの追加から種別を選択し、

 

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この画面まで進んだあと、Nature Remoに対してリモコンで信号を送信(電源ボタンなど)を押します。

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正常に動作するかの確認画面が出たあと、デバイスの名前をつけて完了です。

 

 

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エアコンの設定画面はこんな感じ。

 

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リモコンの種別によって判別しているのか、同じ日立のエアコンでも機種によってボタンが違います。グレードが少し上がる寝室エアコンでは

・温度設定が相対温度に

・スイングボタンが出現

 

と謎な挙動に。様々なメーカーのエアコンを登録して研究してみたいですが、我が家は2台しかないので差分がある、ということしかわかりませんでした。

 

なお、操作する家電によっては学習リモコンのようにボタンを追加することが可能です。

右上にある「+」を推すと信号を受信するモードになり、登録したいリモコンのボタンを実際に押して登録します。

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正常に信号を認識すると上記のような画面になります。ここからアイコンおよび名前を設定し、保存して完了します。

 

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アイコンは意外と豊富。

 

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登録したボタンは機器の2ページめに出現します。軽く見た感じ、1ページめに移動はできないのかな・・・?

 

Google Homeと連携

もちろんNature remoはGoogle homeに対応しているので当然のように連携。

 

・連携方法

Google Homeアプリより連携設定を行います。

 

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連携させるデバイスでNatureを選択し、リンクします。

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リンクでログインを促されるのでNature側でログイン処理を行います。

 

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私はメールでのログイン方式なので、メールに表示されているログインリンクより、Google Homeへのアクセスを許可します。

 

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連携直後は部屋の設定がされていないので、部屋への追加(新たな部屋の作成)を行って適切な部屋にデバイスを配置します。

 

・音声コマンド

OK Google、〇〇(部屋名)の」に続き、

照明:電気をつけて/消して

エアコン:エアコンをつけて/消して

TV:テレビをつけて/消して

 

でON/OFFをコントロールできます。

また部屋を省略すると全ての機器の電源を制御することが出来ます。

 

OK Google,電気をつけて」と音声コマンドを入れると、Google Home上で照明として認識されているすべてのデバイスが動作します。そのため、寝室/リビングのRemoに加え、ダイニングに設置してあるHueも同時に動作し、自宅の全ての部屋の電源が一斉にONになります。

 

 

 

 

●使い勝手

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NatureRemoの純正アプリからは、Remo mini2に搭載された温度センサの値を確認することが可能です。我が家は夏場はサーバのためにリビングが24時間エアコン稼働になる時期があるため、そこの温度管理がリモートからできるのは非常に良いですね。

リモートからエアコンの電源ON/OFFができることを考えると、ペットを飼っているご家庭にも良いかもしれませんね。温度を見てリモートからON、またはオートメーションを利用し、温度をセンサが一定の値になったらエアコンONなどの使い方ができます。

 

なお、赤外線を利用している関係上、付属リモコンの併用が可能なのは、利用する側にとっては制御の手段が増えることになるので良いのですが、

併用が可能なことがそのままデメリットとなり、アプリ上のON/OFFステータスと実際の動作状態が”リモコンを併用している限り”一致しません。

(Remoアプリ上でONをし、リモコンでOFFにした場合、アプリ上のステータスはONのまま)

 

その場合、Remo側でONを2回実行するなどを行ったり、エアコンなどであれば温度センサの値を見たり等して動作しているかの判断を付ける必要があります。

 

全てRemo経由にするという選択が最も確実ではあるのですが、全てのボタンを操作できるわけではないですし、目の前にリモコンがある場合はいちいちスマホを出すのも手間なときがありますが、私は割り切って使っています。

 

Google Homeを加えた使い勝手は?

Google Homeを加えることにより音声コントロールが可能になるので、両手がふさがっているときや、部屋をまたいだ家電コントロールが可能になります。

寝室で「OK Google、xxの電気をつけて」と言ってから移動したり、両手がふさがっているときに電気をつけたりすることが可能になりました。

正直なところ自宅にいる時間が長いため、リモートで操作できることよりも圧倒的に手ぶらで操作できることの方にメリットを感じています。

なんだかんだ音声コマンド、使い始めたら手放せなくなりましたね。。。

 

●さらにスマートホーム化を進めたい

Nature Remoシリーズには、家電を操作するのみならず、自宅の電力量をリアルタイムでスマートメータから取得できるRemo Eなる機器が存在します。

Bルート経由でデータを受信し、Remoアプリへ統合してくれるようです。

現在の電気契約だとリアルタイムで電力量を監視するくらいしか使いみちがないのですが、こちらも少し使ってみたいですね。

 

また、Stream DeckにプラグインがあるHome AssistantもNature Remoと連携がどうやら可能なようなので、こちらもインテグレーションを行って、Stream DeckからRemoを操作できるようにしたいですね。

www.home-assistant.io

github.com

 

さらなるスマートホーム化に向けて頑張るとします。