ヤツが・・・ヤツが帰ってきたぞ!!
SE535LTD!?死んだはずじゃ・・・?
い、いや違う、あいつはSE535IEMだッッッッ!!!
久しぶりに記事更新です。
昨年末にEイヤホン経由で出していたSE535LTDが
Reshellされて帰ってきて元気になりましたのでレビューとインプレをば。
SE535LTD+カスタムIEMシェル、ということなので、以降はSE535IEMと便宜的に表記したいと思います。
実は到着したのは2/8なので、もう半年以上も前になりますが、
やっとIEMにも慣れてきて他のイヤホンと落ち着いて比較できるようになってきましたのでレビューとインプレです。
SE535IEM+EL-7 Nashville(ZEPHONE)
●修行期間(AAW作業期間)について
年末年始が含まれていますが、おおよそ3ヶ月でした。
昨年12/15にインプレッション取得→今年2/8に着弾です。
●シェル(本体)について
特に気泡もなく、カーボンのフェイスプレートもいい感じです。
ちょっと青が思ってたより濃かったけど、これはこれでいいかな。
ノズル部分(音が出る先の部分)とシェル本体の部分も色個別指定はできたのですが
結果として同色にして正解だった。本当に綺麗。
サイズは・・・デカイです。ハイ(当たり前)
あと左右でこんなに耳の形が違うんだってのがよりはっきりと分かります。
自分の耳型から作られているので、不思議な愛着感があります。
●装着感
慣れるまではコツが必要でした。装着直後は隙間があるのですが、
1分もすれば耳道に密着し遮音性は抜群。コンプライよりもう1段上の遮音性。
ノイズキャンセリングイヤホン買うのが馬鹿らしくなる遮音性という感じ。
装着に関しては以下のパターンを見つけるまでが大変でした。
1)本体を回転(L:時計回り、R反時計回り)させながら耳道にIN
2)シェル上部を耳の三角窩に入れる
3)シェル上部を気持ち下外側に押して耳へ密着させる
我流なので正しい装着方法ではないかも。1だけで完了するのが一番いいのかもしれません。
耳道とIEMが馴染むとシンデレラとガラスの靴みたいな感じです。ほんとうにピッタリ
当たり前といえば当たり前なんですが、今までユニバーサルタイプばかりだった私には
ほんとうに衝撃的でした。
●壊れた部分は大丈夫だったのか?
コレに関しては問題ありませんでした。
ケーブルが左右で違う形で配線されています。
そしてよく見比べてみると・・・・
SE535LTDのネットワークが再利用されている!?
ように見えます。
壊れたのはR、Rの配線はLと違ってネットワークのコンデンサ付近から
配線が伸びています。(Lはフレキケーブルの先端からMMCXに配線)
過去写真、シェル内部をよく比較すると、配線が切断された箇所を発見。
おそらくではありますが、SE535LTDのネットワークが再利用されているように見えます。
ドライバ追加ではなくReshellだからなのか、今回たまたまなのか、はたまたAAWが神対応をしてくれたのかはわかりませんが、ネットワークがそのまま。
これは嬉しい。
LTD由来のフィルターは流石にありませんので、LTDではなくSE535相当になってはいますが。。。
ただ味付けは鳴れたSE535の味に近いです。
AAWさん、ありがとうございます。ほんとうにありがとうございます
(大事な事なので2回)
●音質について
ネットワークは変わっていないため、音の傾向はSE535LTDと大きくは変わりません。
変わっているところを挙げると
・高音の伸びは控えめになった(フィルタが無くなったので)
・遮音性が高くなったので、音量上げなくてもよくなった(音が近くなった)
・低音側はより広がるようになった(ような気がする)
という感じです。
●まとめ
本当に今回のカスタムIEM化はよかったです。やってよかった。
遮音性高すぎて徒歩でのリスニングは危険にはなりましたが・・・
お値段はそれなりにかかってしまいますが、
愛着あるイヤホンを延命、もとい進化させるのであれば
非常に有力な選択かと思います。
あと、「世界に1つだけの私のイヤホン」ってすごく所有欲満たされるので
その点からオススメです。オンリーワンいいよオンリーワン。
次はケーブル自作かな(沼