車が復活したら今度は電子機器のターン。
2023年は厄年じゃないはずなんだけどなぁ・・・
厄年じゃなくてこれなら2年後から始まる厄年、どうなるんだろうか。。。
ということで、2019年から愛用していたPixel3 XLがHardware Brickedになってしまいました。
- ●愛車が修理から戻ってきたので、数ヶ月入ったままになっていたガソリンを消費しようと首都高に繰り出していた時、それは起こった
- ●Qualcommの緊急ファームウェア焼きモード(EDLモード)になっている
- ●結論としては(個人レベルでは)復旧不可能で確定
●愛車が修理から戻ってきたので、数ヶ月入ったままになっていたガソリンを消費しようと首都高に繰り出していた時、それは起こった
やっと室内浸水から復旧してきたレガシィちゃんのタンク内に残った古いガソリンを消費&動作確認のため首都高を抑えめで流して大黒PAに到着した際、上記リンクにあるような画面表示になりました。
OSが飛んだのかな?まぁfastboorからOS焼き直したらいいか でもめんどくさいなぁという感じで軽く考えながら運転して帰ってきたら・・・
電源が全く入らない。。。
USB充電器につないでしばらくすると本体が少し温かくなるので、充電されているようではありますが画面に何も表示されず。
電源+VolDownでのfastbootにも入らないので、強制的にファームを焼き直すこともできない。これHardware Brickedになったんじゃね・・・と思いながらさらに調査。
●Qualcommの緊急ファームウェア焼きモード(EDLモード)になっている
PCに接続したところ、デバイス接続音が鳴ることがわかったのでデバイスマネージャでチェック。通常であればPixel3 XL、fastbootであればAndroid ADB Interfaceと表示されますが
QUSB_BULK_CID:0402_SN:<シリアル>
と表示されています。
これはなんぞやと調査してみると、EDLモードという動作モードになっているようです。EDLモードとはQualcommのSoCが何らかの理由でブートローダにアクセスできない場合の緊急ファーム焼きモードだそうで。
強制的にファームを書き込むためにはfirehoseなるファイルが必要で、専用プログラムから書き込みが必要な模様です。ここまで来るともう完全に組み込み系のお話になってきている。。。
そしてGoogleはPixelシリーズのFirehorseを公開していないということ。
要するに詰みです。
まぁ、EDLに入る要因がDRAM/NAND死亡の可能性が高いようなので、もしFirehorseが公開されていたとしても生き返る確率は五分五分といったところでしょうか。
●結論としては(個人レベルでは)復旧不可能で確定
きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。
個人レベルで復旧する手段がほぼなく、4年前のバッテリがそれなりに劣化したスマホに対して修理費を払って復旧させるのもなぁ、ということもあり、仕方なくお蔵入りにに。
壊れたのがちょうどPixel8シリーズの発表直前だったので期待していたのですが、あまりワクワクするような感じの端末でもなかったためスルーし、Moto G52J 5Gをベッド端末からサブ端末へと昇格させることにしました。
makoroさん的Pixelの更新サイクルである3年を守って、Pixel9Proを買うことにしたいと思います。
この端末はこの端末で、このあと悲しき事態になるのですが、それは次回のエントリで書こうと思います。。。