Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

アルカスイスプレートをカスタマイズする

購入したL字型アルカスイスプレートを

使い勝手を良くするためにカスタマイズしました。レッツ俺仕様化。

makoro.hatenablog.jp

 

 このカスタマイズによってほぼ不満なしになりました。

 

 

 

●D500に取り付けた専用ブラケットのカスタマイズ

D500には中華の専用ブラケットを付けているため、サイズはぴったりなのですが

不満なところは2点ほどあります。

1)追加の細ネジを付ける場所が1か所しかないため、

 CARRY SPEED用の接続ピンがつけられない

2)大型レンズ装着時に使用する、サブストラップを付ける場所がない

 

1)の不満に関しては、これを導入することで解決しました。

 ピン自体はSpider Pro Plateから移植しています。

これを専用ブラケットと本体の間に挟み込んでブラケットのネジで共締めしてます。

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問題は2)の課題。考案した解決パターンは以下の3通り。

パターン1)サブストラップをアルカスイスクランプ化し、

  サブストラップ利用時にブラケットに噛ませる

 →位置調整できるのは便利だが、クランプの分だけ重量が増える

  ちなみにこんなクランプを考えていました↓

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-26 [並行輸入品]

SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-26 [並行輸入品]

 

 これをねじアダプター噛ませて細ネジ化して利用。

 

パターン2)専用プレートを加工してストラップ穴を作る

 →適当な場所がなさそうなので断念。

 

パターン3)運用で回避

 →プレートに空いている穴を利用し、サブストラップ利用時に固定

 

結果的に採用したのはパターン3です。

これに関してはもう運用で解決するしかありませんでした。

サブストラップは現状150-600Sでしか利用しないので、150-600Sのプレートに

使わないときは付けておく、というのはアリかも。

 

 

●D7100に取り付けた汎用のL字ブラケットのカスタマイズ

こちらはD500と違って、WR-R10がブラケット装着時に同時利用できない、

という問題。

 

こちらは悩むことなく、力技で解決しました。

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ギャリギャリとハイスカッター装備のルータで削ること小一時間、

見事に干渉なくWR-R10がブラケットと同時利用が可能になりました。

(連続での長時間使用はルータを痛めるため、休みつつ切削)

縦位置固定時もクランプで挟む場所を工夫すれば同時に利用できます。

プロクソン(PROXXON) ハイスカッタ- 1本 No.26725

プロクソン(PROXXON) ハイスカッタ- 1本 No.26725

 

 

プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM50 12V トランス付 No.28515

プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM50 12V トランス付 No.28515

 

 

●カスタマイズを終えて

「L字アルカスイス互換クイックリリースプレートで、何も付け替えなしにCARRY SPEED(含サブストラップ)も利用したい」という要望がかなり無茶であることを再確認。

この要望を満たそうと思うと、

1)アルカスイス互換のアリガタ装備

2)CARRY SPEED互換のピン装着用細ネジ穴が本体左下にある

3)CARRY SPEEDサブストラップ装着用細ネジ穴が本体底面にある

4)上記2,3は1を利用する際に干渉しない位置に装備されている

5)強度の確保からアルミ以上の金属である必要がある

という5点を満たす必要があり、

「これもう1点モノでないと無理では?」という至極当然の結論になってしまいました。

 

 

・・・ん?

akiba.dmm-make.com

DMM.make AKIBAに5軸CNCがあるな。

 

株式会社栄工舎|Eikosha co.,ltd. 超硬リーマ、ハイスリーマ、超硬カッター、ハイスカッター、超硬エンドミル、ハイスエンドミル

アリ溝作るエンドミルもあるのか。つまりフライス盤でも行けるな。。。

これにすれば3軸CNC+フライス盤でもいける、と。

 

・・・ひ ら め い た (ヲイ

 

技術さえあれば自作することも可能・・・?

いやいやいやいや素人にそこまでできるのかな?

この妄想は事前のお勉強が多すぎるので、実現できるかははたまた疑問。

しかしCNC加工データの作成が自前でできれば、カメラ、車、模型、その他

色々と応用が捗りますな。

 

また新たな沼の到来を感じさせつつ、新しい子を愛でたいと思います。