こいつぁヤリ手の蜘蛛だぜ!
世間的にはNikonといえばゼェェェェッッットなヤツで話題がもちきりですが、
私は相も変わらず鏡があるほうのカメラネタです。
D500を購入し、ボディが2台になったため、望遠+広角の組み合わせで効率よく撮影していますが、サブカメラの取り回しに難があるため、その点を改善するべく、
「カメラホルスター」を導入しました。
2台運用時の利便性がまた200%アップ(当社比)したので、そのレビューです。
・購入物
今回購入したのはこちら。
SPIDER HOLSTER SPIDER LIGHT BOX SET スパイダーホルスター スパイダーライト ボックスセット
- 出版社/メーカー: SPIDER HOLSTER
- メディア: エレクトロニクス
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所謂「カメラホルスター」なるジャンルに所属するカメラ保持グッズですね。
え?また沼沼しいものをだって?ア-アーキコエナイデス。
・簡単なスペック
重量:135g
耐荷重:3.25kg
プレートはアルカスイス互換のクランプがそのまま利用可能な設計
メーカー的には「For Mirrorless」の製品です(←ココ重要)
耐荷重から見ると、一眼用でも全く問題ないとは思います。実際レフ機で使ってますし。。。
・2台併用時の不満点
1台利用時であればCARRY SPEEDに吊るして利用しているので基本は問題ないのですが、航空祭では
・2台利用(望遠+広角)の組み合わせで地上展示の機材を撮る
・ブルーインパルスの曲技飛行時に望遠レンズでは引きが足りないので広角レンズが必要(レターエイト、キューピッド、スタークロス、サクラ等)
などの場合に「手早く望遠機材と広角機材を持ち帰る」必要が出てきます。レンズ付け替えなんてしている暇はありません。
高倍率ズームは個人的に嫌い(画が甘くなるので)なため、2台の機材を使い分けます。
サブ機に降格したD7100はそこまで出番が多くないため、純正ストラップに戻して運用していたのですが、どうも肩や首にかけておくには邪魔なことが多く、解決策を模索していました。
・検討
メイン機材ほど出番がなく、しかし持ち替えたいときには素早く持ち替えたい。
この要望を満たすにはどうすればいいか、といろいろ探しました。
・PeakDesign Capture Pro
【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート CP-2
- 出版社/メーカー: ピークデザイン
- 発売日: 2014/11/18
- メディア: Camera
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前々から気にはなっていたブツです。しかしCARRY SPEEDと互換性がないプレートのためボツ。
・BlackRapidの2台持ち用
BLACKRAPID 一眼カメラ用 速写ストラップ ダブル ブリーズ 020612【国内正規品】
- 出版社/メーカー: ブラックラピッド
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: Camera
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保持方式が好きじゃない(ファステンを外さないとアルカスイスにマウントできないor別売プレートが必要)のと、1台のみの利用時は余ってしまうのでこちらもボツ。
・Spider Black Widow/Spider CameraHolster
SPIDER CAMERA HOLSTER THE BLACK WIDOW スパイダー カメラ ホルスター ブラック ウィドウ
- 出版社/メーカー: SPIDER CAMERA HOLSTER
- メディア: Camera
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耐荷重的にピンのみはNG、SpiderProは流石に仰々しい。
・・・と思っていたところにSpiderLightを発見したわけです。
Spider Camera HolsterであればCarry Speedとピンに互換性があるため、
人間側にハードポイントを1箇所増設するような感じですね。
・購入、着弾
淀のポイントとギフト券使ってお安くゲット。
ホルスター、プレート、六角レンチのセットです。
ホルスターとプレートを組み合わせるとこんな感じ。
金属同士、「カチャッ」と小気味よく組み合わせられます。
少し強めに上に引っ張るも、ロックがかかっていると外れる様子はありません。
剛性感も高く、安心です。
サブのD7100に付けてみました。2枚めの写真はD500(Spider Thin Plate利用)との比較。
プレートの厚みの分高さがでてしまいます。また、SpiderLight Plateはピンが若干斜めにオフセットされてるのがわかります。
SpiderLightプレート自身がアルカスイス互換のため、アルカスイスプレートonアルカスイスプレートという奇妙な構成となっているのはご愛嬌です(笑)
・使用感
シェイクダウンは新千歳で。
千歳基地航空祭のブルー予行でCARRY SPEED M3とセットで利用。
体にピタッとくっついた状態でホールドされるので、遊びがなく歩いても暴れません。
男の場合左側にマウントすると、機材の角度によってはゴールデンボール(隠語)にヒットしてしまうこともあるので注意が必要かと思いますが。。。
最重量セット(D500+SIGMA 150-600S、約4.5kg)のマウントテスト。
流石に重量オーバーのため、ベルトが食い込んで危険です。
立ってる際に手持ちのみだと落下の危険があるため、安全策として引っ掛けておくのは大いにアリだと思います。手で持つことで負荷が分散され、結果的に荷重制限以下になります。
ただ、常用は流石にできないですね。
・CARRY SPEEDとの互換性検証
上記、最重量セットのマウントテストで利用しているのは、
「SpiderLight Hoster+Carry Speedプレート」の組み合わせです。
ピンに互換があるため、CARRY SPEEDと完全互換で運用が可能です。
元々SpiderホルスターのプレートとCarry Speedは3年来使ってきましたが、
特に不具合も起きなかったので、組み合わせを拡大しました。
・本体側:D500(Spider)、D7100(Spider)、SIGMA 150-600S(CarrySpeed)
・取り付け側:Carry Speed FS-Pro、SpiderLight ホルスター
計6通りの組み合わせで相互運用可能です。
もちろんメーカー間での互換性は検証されていないため自己責任で。
・まとめ
・サブ機をメイン機とすばやく持ち替えたい人
・ストラップ自体がそもそも邪魔な人
・Carry Speed利用者で、人間側にハードポイント(カメラ取り付けポイント)を増やしたい人
はオススメです。
ストラップそのものが邪魔な人、結婚式等ストラップを付けられない場合にはプライマリとしての利用を行ってもいいですね。
見た目はどんどん奇っ怪になっていきますが(ヲイ 撮影環境は充実しているので満足度は高いです。