リモワもいいけどこっちもしゅき。
15年物で使っていた国内キャリーケースの車輪がいよいよ破損して、
キャリーケースとしての用を足さなくなってしまったため、買い替えました。
初めてのアルミ合金キャリーケースです。
いやぁ、満足感高いっすねぇコレ・・・(恍惚
●おお きゃりーけーすよ しんでしまうとは なさけない
確か大学1年のときに買ったからもう15年もの?
大学生の頃から国内旅行にひたすら利用していたスポルディングのソフトキャリー。
ある時は30kg超の荷物を抱えて灼熱のアスファルトの上を転がし、
ある時は車輪が埋まるレベルの雪の上を転がし・・・
満身創痍になりました。
とうとう
・キャスター軸がブレてしまい走行中に自動ブレーキがかかるようになった
・走行音がうるさいなと思って確認したら、キャスターのゴム部分が跡形もなく消失していた
・取っ手が曲がってしまい、一番上まで引き上げられなくなった
ので、買い替えを決意。
●アルミキャリケースが欲しくなる
や、最初は普通のポリカケースでいいよね、と思っていたんです。。。
しかし、ドイツでちょっと膝にリモワの素晴らしさを受けてしまってな・・・
一緒に行ってくれた友人が、ミュンヘンで購入したルフトハンザリモワ。
見せてもらいましたが、まぁ質感が素晴らしい。
旅行中はそこまででもなかったんですが、帰ってきていざスーツケースを検討し始めると、
ふつふつとよみがえるアルミの質感・感触。
あぁ、アルミキャリケース欲しいな、と思ってしまったのがもう運の尽き。
アルミを探す旅が始まります。
●リモワ・・・?それとも?
アルミキャリケースといってもピンキリですが、やはり大御所がほしいわけです。
アルミの大御所といえばリモワとゼロハリバートンですね。
東京駅や羽田空港でさりげなく観察していると、
アルミ:ポリカ=1:9で圧倒的に少数派なアルミ、
またアルミは大半というか、9割以上リモワといった感じ。
ゼロハリはほんとうに少数な感じ。
ちなみに見ていると、リモワの中でもアルミ:ポリカ=7:3といった感じで
リモワサルサ(エッセンシャル)系統が圧倒的に多いです。
あと気づいたのは、予想以上に”リモワ風味”のキャリーケースの多いこと。
特有のリブ、8輪の車輪、上部のロゴプレート等・・・
ちなみに最初は↓コレを検討していました。
で、色々探していると、見つけてしまったんです。ゼロハリを。
一目惚れといったほうが正しいのかもしれません。デザインがもう私の好みにどストライクでした。
リモワも欲しいことは欲しいので、次ドイツ行ったら免税で買うつもりですが(ヲイ
●アウトレットでご購入
正規店でお買いげすると、そのままだと15万なので、流石にお高い。
保証的なデメリットはありますが、公式に確認したところあまり大きくないと判断、
30%OFFになるアウトレットで買うことにしました。
ゼロハリバートンの店舗があるのは「御殿場、木更津、湾岸長島、りんくう、北陸小矢部」の6店舗です。
ひとまず手近な御殿場と木更津に電話をかけるも、そこはアウトレット。
一筋縄では行かず、在庫なし。在庫なし、在庫なし・・・在庫が見つからず途方に暮れます。
仕方ない、関西へ帰るタイミングで湾岸長島とりんくうにも寄れるからそっちも電話するかなぁと思っていたところ、奇跡的に御殿場に入庫が。
さらにタイミングが良いことに、たまたま御殿場店で運良くセール中だったため、なんと正規品の半額で購入することができました。(通常は30%OFF)
— makoro_activity.log (@makoro_br9) August 9, 2019
●質感・使い勝手
・質感
ケース自体の噛み合わせもよく、満足感は非常に高いです。所有欲をガッツリ満たしてくれます。
公式サイトにはマグネシウムフレームと記載されていますが、フレーム以外の材質は記載なし。
個人的にはアルミ合金だと勝手に思っています。ジュラルミンなのかしら?
それとも6061アルミ?
なお、当然ですが材質の関係上、ポリカのキャリーケースと比べて重量はあります。
24インチ、60L弱のサイズにも関わらず6.8kg。やはりそこそこ重たいですね。
個人的には気にならない範囲ですが。(重さの概念がぶっ壊れているオタク)
因みにアルミキャリーケース対決をすると、リモワは89LのOriginal Checl-In Lでも6.2kgなので、だいぶ重いですね。
・ストッパー付きキャスター
比べるのもおこがましいレベルでよく回ります。
8輪あるのでアスファルトでの走行音は4輪のものと比べて少しうるさめです。
コンクリート、タイル路面では非常に静かです。
なお、4軸8輪のうち、ハンドル側の2軸4輪はストッパーが付いています。
ボタンを足で踏んで、赤の印が見えるようになるとロック状態になります。
←フリー|ロック→
このストッパー、非常に使い勝手がよく、電車内で転動防止に絶大な効力を発揮します。
これまではしっかり取っ手を持っておかないといけなかったですが、これからは添えるだけ。
常用ブレーキの範囲内であれば、今の所一度も動いたことはありません。
・ボディの傷について
アウトレット店舗で購入するとき、「なぜアウトレット扱いなのか」を店員さんに聞いたときに言われたのがこのキズ。これと同様の小キズがもう1箇所ありました。
これだけでアウトレットになるとは。品質基準高いですねぇ。
「これくらいのキズ、1回使ったらつくのでは?」と見たときに思いましたし、
実際使ったらこれより大きいキズ、擦れが盛大に入りました(笑)
この記事を書いている時点で4往復8回、飛行機に乗っていますが、順調に小キズ・凹みは増加中です。気にしたら負け。むしろキズ凹みは旅の勲章と思うべし。
・ロック
TSA対応ロックがサイドに2箇所、通常のロックがサイドとトップに1箇所ずつの合計4箇所でガッチリ固定されます。TSA対応ロックのナンバーは3桁です。
かなり密閉性が高いようで、荷物を受け取ったあと、初めて開くときに微かに「プシュ」という気圧差から来る心地よい音が聞けます。
・ハンドル
3段階でストッパーが内蔵されており、お好みの高さにすることが可能です。
まれにストッパーが外れることがあるので、こちらもアウトレットの要因だったのかもしれません。どうしても気になるようなら修理コースですね。
・ZGT(ZERO GLOBAL TRACKING)タグ
世界中の空港で提携されている(というハナシ)の、バゲージロスト対策用の
コードがハンドル根本に存在します。
公式サイトでこの番号でユーザ登録を行うと、バゲージロスト時に空港で発見されると
登録したメールアドレス宛に通知が行く仕組みらしいです。
効果の程は個人的にハテナですが、とりあえず登録を行っておきました。
・意外、空港での荷物取り違え可能性の低さ
アルミキャリーケースのユーザーはそこまで多くないため、まずその時点で間違えられる可能性はポリカケースと比べて低くなります。
そしてアルミケースは大半がゼロハリではなくリモワのため、当然空港の手荷物レーンで出てくるアルミケースは大半がリモワです。
これまで羽田→伊丹、神戸→羽田、羽田⇔沖縄、成田→伊丹、伊丹→羽田、羽田⇔沖縄と乗りましたが、現時点で同モデルに出会ったことはありません。ゼロハリと限定しても2つ(ポリカ、Original)です。
出くわすようなことがあれば、ステッカーチューンを検討しようかな。
ゼロハリのアタッシュは電車の運転士、飛行機パイロットを中心にビジネスマンでよく見かけます。パイロットとゼロハリアタッシュの組み合わせ、最高かよ。
●まとめ
アルミのキャリーケース、想像以上に質感が高く、所有欲をこれでもかというくらい満たしてくれます。
決してお安くはないですが、アフターサービスまで考慮した長期使用を前提で購入でもとは取れるかな、と思っています。
さて、このキャリーケースはお役御免で退役するまでどれくらいの年数頑張ってくれるのでしょうか。
ケースの外環の変化を含めて、今後が楽しみですね。