話題のやつです。ええ。
ということでpovo2.0に手持ちの回線を1本突っ込んだので軽く確認してみました。
- ●データ残量がきつくなってきた
- ●povo2.0申し込み
- ●本人確認とSIMの配達が爆速で終了して驚愕
- ●SIMを有効化して使ってみる
- ●SIMカードが有効化されたので端末に入れてチェック
- ●トッピングしてみる
- ●まとめ
- ●おまけ:詫びトッピングが来ました。
●データ残量がきつくなってきた
一切クーポンオフせずに使うスタイルのまま、iijmioファミリーからiijmioギガプランに変更したところ、残量がカツカツに。
流石にこのままだとジリ貧なので、都度追加できる予備回線としてpovo2.0に1本MNPを行いました。
●povo2.0申し込み
iijmioでMNP予約番号を発行し、povo2.0へ申し込み。
povo2.0はどうやらPCでは申し込みができず、スマホのアプリから申し込みとなるようです。便利なんだか不便なんだかよくわからない。(エンジニアの民なのでPC使わせてほしい)
povo2.0はフルトッピング形式のSIMのため、基本料金は0円。
サブ回線に最適すぎる方式です。
アプリ上からeKYCにて本人確認が行われます。
運転免許証の表裏、厚みがわかる写真、本人写真、本人の動画を撮影させられました。
eKYCをやすのは今回はじめてではありませんが、各社微妙に方法が違いますね。。。
撮影後はSIMの送付先の設定です。免許証をOCRしているのか、一部の項目は自動的に入力がされていました。
クレジットカードとSIM送付先の設定を行ったら申し込み完了です。
●本人確認とSIMの配達が爆速で終了して驚愕
幾度となくMVNO系を申し込んできましたが、povo2.0は格段に爆速でした。
1日目 AM2:30 申し込み完了
1日目 AM9:16 本人確認完了
1日目 AM10:00 SIM発送連絡
2日目 SIM到着
翌日ってお前。。。
宅急便コンパクトで届きました。
中にはマルチカットSIMと、ガイド、珍しいなと思うのはステッカーとSIMピンでした。SIMピン同梱するのはかなり珍しい気がします。
●SIMを有効化して使ってみる
SIMが届いたので有効化(MNPの転出転入の確定とpovo回線の有効化)してみます。
月額費用がかかる回線であれば日割り計算等考慮して開通日を決めることが多いですが、
- iijmioは解約月は日割りなし
- povo2.0は月額基本料なし
のため、月内のどの日に切り替えても総額は変わりません。
アプリ上から「povo2.0への回線切り替え/SIMの有効化」をタップ。
届いたSIMカードの番号を入力します。スキャンを選ぶとカメラが立ち上がるのですが、手持ちのPixel3ではなぜか読み取りに時間がかかりました。(挙動から、1次元バーコード読み取りモードではなく2次元コードモードのようでした)
読み取り後は「SIMカードを有効化する」をタップして有効化します。
●SIMカードが有効化されたので端末に入れてチェック
利用はRedmi Note 9sのため、SIMをセカンドスロットへ。
どうやらpovoのSIMは端末に電話番号が書き込まれておらず、また現時点OTAでも書き込まれていません。アプリ上で確認する仕様のようです。
(Pixel3に入れても見ましたが、端末情報で確認すると同様に「電話番号:不明」と表示される)
さて、実際の通信を確認してみます。
通信自体はau網から抜けていくようです。ここは共通なんですね。
トッピングがない状態では128kbpsのため、スピードテストでも数十kbpsしか出ません。
●トッピングしてみる
速度測定+iijmioの残量がヤバいということで、とりあえずトッピングを行ってみます。
初回トッピングはボーナスが貰えるので、エントリを忘れずに。
データトッピングから選び、購入を押すと即時決済され、残量がチャージされます。
しかしながら、軽く調べてみたところデータ節約モード(トッピングデータを消費しないモード)はなさそうです。
私はDSDV端末でデータSIMを切り替えて対応していますが、povo1本だけのひとは基本的にチャージ後はチャージ分からバックグラウンド通信も消費されるので注意が必要です。
この状態での速度はこんな感じ。
休日都内、13時過ぎでこれくらい。MVNOよりは速いかなと思います。
これだけ出てれば十分かな。
平日12時台、東京丸の内でこれくらい。流石に混雑時間帯は何らかの制御を行っているか、PGWの帯域がカツカツか、という感じの速度です。
こちらに関してもMVNOよりは速いので十分かとおもいます。
●まとめ
トッピングの即時決済と適用の速さはいい意味で裏切られました。
また0円運用ができるので、予備回線として非常に使い勝手が良いですね。
使い放題トッピングを使って出先や帰省時での利用など、アイデア次第で色んな使い方ができそうですが、節約モードがないのが個人的にはマイナスポイントです。
全体の満足度としては概ね満足、残量ピンチ/使い放題が必要なときの使いやすいデータ入手先として活躍してくれそうです。
●おまけ:詫びトッピングが来ました。
混乱したお詫び、だそうです。
ユーザ離れを防ぐための通信容量トッピング、povoの料金体系だからできる非常に有効な手段ですね。
原資は基本的にゼロ(すでにある設備を使ってるだけなので)、将来のトッピングされるであろう収入分が減りますが、ユーザ離れを起こすよりはいい、という判断なんだと思います。
基本料金に通信容量が含まれている回線だと、もらっても・・・というところ(必要な分は契約して賄っているわけなので)ですが、基本料0+トッピングという形式であれば
「次にトッピングするまでの間隔が伸びる」
ことがユーザに対するメリットに。
有効期限と適用期限が絶妙に短いのも妙技で、実際にその通信容量を使い切るためには月20GBトッピングするようなユーザでないと使いきれない量です。
うまいなーというのが個人的な所感ですね。
まぁそれはそれとして、ありがたく利用させてもらいます。