ならぬ、
ANAッ☆(ヲイ
2019年、修行の一環としてANAのギャラクシーフライトを利用してみました。
今回はその利用記とテクニックです。
●ギャラクシーフライトってそもそも何?いつ運行?
ANAが夏休み期間(概ね7月中旬から8月末)に運行している、羽田⇔那覇便のことです。
どこかで見たような、1.21ジゴワットを出せそうなロゴがある特設ページがこちら
毎年以下の便番号で運行されています。
NH999 :羽田(RJTT/HND)→那覇(RJOO/OKA)、羽田2250発、那覇2535着
※時間は2019年のもの
なお、期間内は毎日運行かというとそうではなく、
運行しない日も設定があるので、予定を組む場合は注意が必要です。
●メリット
なんと言っても「沖縄に夜明け前から日没まで丸一日居れる」というのが最大のメリットです。
・那覇へ飛ぶ始発便より前に沖縄に居たい
・夜、深夜まで沖縄を満喫してゆっくり帰りたい
・ハイシーズンに会社を休むことなく修行ができる
なんて事が可能です。沖縄発石垣行き等の便に乗る、なんていう芸当もできますね。
帰りは、深夜まで国際通りで遊んで、ゆいレール終電やタクシー等で空港に向かう、なんてことが可能です。
私は今年の夏に2回ほど利用しましたが、以下のような活用法で利用しました。
・沖縄の飛行場巡り
→那覇、普天間、嘉手納でそれぞれ飛行機を思う存分撮影、夜は国際通りでお買い物し、ゆいレール終電で那覇空港へ戻る
・夕日撮影満足プラン
→ふと海岸線に沈む夕日が撮りたくなり、ナイスなロケーションを求めて本島北部へ、
日没を撮影したあとは那覇まで戻ってお買い物、レンタカーを返却して那覇空港へ
2つ目のプランはタイムズレンタカーの「ピッとGOデリバリー」を使ってみました。
使用感についてはまた別途記事にまとめたいと思います。
●予約時の注意
航空券は基本的に発日基準のため、
NH999便→遊びたい日の前日発の便を予約
NH1000便→遊びたい日の翌日の便を予約
という感じになります。
たとえば8/1を沖縄で遊ぶためにギャラクシーフライトを利用する場合、
NH999便→7/31のNH999を予約
NH1000→8/2のNH1000を予約
という予約になります。こうすることで、
7/31 22:55にNH999で羽田発
8/1 01:35那覇着
↓
8/1 バカンス
↓
8/2 3:30のNH1000で那覇発
8/2 5:55に朝の羽田着
という行程になります。
●いざゆかん夜の羽田へ
国内線の出発便はNH999だけとなった夜22時、
明らかに乗り込む人のほうが多い羽田空港国内線ターミナルに到着します。
出発案内もNH999のみ。ターミナルも照明が落ちていて若干薄暗い。
保安検査場はAのみが使用可能です。
また自動手荷物預け入れ機が使用可能です。
公式サイト同様、どこかで見たようなロゴがお出迎え。
深夜便ということで、人はそこまで多くないのかなと思っていましたが
意外と満席に近い状況でした。機材もワイドボディ機ですし、意外と需要あるんですね。
●ギャラクシーフライトを利用する上での(個人的に思う)注意点とテクニック
・那覇到着時間と公共交通機関
那覇に到着するのは1:35。当然公共交通機関は終了しており、
那覇空港から脱出するにはタクシーか迎えに来てもらうか、深夜貸し出し対応の
レンタカーサービスでないと脱出することができません。
ゆいレールが動き出す時間や、レンタカー店舗の営業開始時間まで滞在するとなった場合、
約5-7時間ほど待つ必要があります。
空港の椅子で仮眠すると言ってもそこは硬い待合ロビーの椅子、体力が奪われるのは必至です。
1回目はドケチに行こうとレンタカーの営業開始まで粘った結果、それなりの体力を奪われたため、2回目以降はこれを回避するべく、深夜貸し出し対応のレンタカーサービスを利用しました。
・那覇空港国内線ターミナルの営業時間
こんな時間に飛行機が飛んでいるくらいなので、下調べもせず24時間運用だろう、と高をくくって調べもせず行きましたが、まさかの
0:00-1:00は国内線ターミナル閉館
でした。ゆいレールの終電でターミナルまで戻ってきたのもつかの間、
ターミナルから追い出されます(笑)
沖縄の夏の夜は蒸し暑いですので、この時間をターミナル外で過ごすには
なかなかつらいものがあります。
こちらも1回目はドケチに行こうとゆいレール終電1本前で到着した結果、ターミナルから追い出されてそれなりの体力を奪われたため、2回目以降はこちらも回避するべく、深夜貸し出し対応のレンタカーサービスを利用しました。
・ラウンジサービスはない
当然、カードラウンジやANAラウンジ等は営業していませんので、ゆったりと過ごせる場所はありません(笑)
ANAダイヤモンドメンバー様も、もれなく同じ待合室の椅子へご案内です。
・NH1000の手荷物の預け入れ、保安検査は2時から
NH1000の預け入れ荷物の取り扱いが始まるのがAM2:00からとなっています。
AM1:00にターミナルが再度開館しても、1時間は身軽になることができません。
こちらも深夜対応のレンタカーを使うことで回避が可能です。
荷物を預け、やっと搭乗口に行けるのが2:30前。ここから1時間ほど搭乗口前で更に時間を潰します(笑)
羽田に着く頃には夜も開けており、朝日の中を飛びながら羽田に着陸。
●まとめ
そうは言っても、沖縄で宿泊を伴わずに日の出前から深夜まで居れるというのは
特定の人に対しては多大なメリットがあります。
お金や時間のない人にはピッタリですね。
しかし、深夜離発着に伴う種々の制限事項で、お世辞にも快適さはスポイル(上級会員は特に)されてしまうため、非常に乗る人を選ぶ便でもあります。
私は・・・飛行機撮影には色々と使い手のある便だなという感じですね。
宿泊せず、心ゆくまで飛行機撮影を楽しめます。
また、通常であれば慌ただしくなってしまう沖縄観光を、特に夜遅くまで遊べるというのは
夜の国際通りを堪能するという点ではかなり面白い選択肢だなという感じです。
NH1000便の方は国際通りで飲みたい人にはオススメできますね。
ネタ便に乗ってみたい方は是非。ちょっとした非日常感が味わえますよ。
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