Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

モバブおじさんへの道。(Anker PowerCore 20100レビュー)

悩む理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめておけ。(挨拶)

もはやIYHの言い訳になりつつある上記の格言ですが、

自分の中では当たってるためなかなかやめられません。

つまり・・・

 

ハイ、前回のエントリで欲しいと言っていたAnkerのPower Core20100を

ついカッとなってIYHしてしまいました。

だってXperia Z3を1回充電するだけで残量7割持っていかれるほどAstro2がヘタってるんですもん。。。

今回は使ってみたのでその使用感などを。

makoro.hatenablog.jp

 

 買ったブツはこちら。

 ●簡単な(主な)特徴まとめ

パナソニックセル採用20100mAh

・PowerIQ対応対応ポートx2、トータル4.8A出力

・充電は2A入力

・Voltage Boost対応

Qualcomm QuickCharge2.0には非対応

参考:Anker PowerCore 20100

 

●重さ、外観、付属品など

サイズからおそらく中身は18650リチウムイオンバッテリx6と思われます。

そうすると1本あたり3350mAhなので、もしかしてコレかも?

NCR18650B : 円筒形リチウムイオン電池 | 電子デバイス・産業用機器 | Panasonic

 

当然重量もあるためそれなりにズッシリ手に来ます。

データシートからはおおよそiPhne6Plus or Nexus6 2台分。

ファブレット2台分の重量なので、元々カバンが軽い人だと厳しいかも。

私は予備スマホ含めて山ほど持ち歩いてるので、ほぼ誤差の範囲でした※

気になる人は、iPhone6Plus2台を片手で持ってみるといいかも。

※多分世間一般の常識からは外れていると思われるため参考程度に

 

外観については、Astro2にあったようなピーチスキンでもなく、

Astro Eにあったような光沢塗装でもなく、つや消しの表面です。

つや消しと言ってしまうと聞こえはいいですが、要は一般的なプラスチックです。

質感はそんなに高くはありません。

 

個人的には、使い込んだ時に質感が大幅に低下する(塗装剥げ)ピーチスキンや、

指紋でベタベタになる光沢塗装よりは気軽に使えて良いと思っています。

 

付属品はケーブル(MicroUSB)とメッシュなキャリングポーチ。

電流計で確認すると、どうやら2A流せるケーブルのようで

PowerCoreへの充電もこれ1本でOKの模様。

 

スマホへの給電について

さすがの容量です。スマホのバッテリ残量赤表示な端末を6~7台充電することが出来ました。(Xperia Z3/Xperia Z Ultra/Nexus5/Nexus6/Xperia Z1f等)

残量ゲージが4段階しかないのも手伝って、1台充電完了してもゲージが減らないこともしばしば。かなり頼もしいです。

またPowerIQ/VoltageBoost搭載のため、充電も速いです。

これまで使っていたAstro2だとPowerIQ非搭載のため、

画面常時点灯だと充電速度がものすごく遅いのですが、

PowerCoreではそんなことはありませんでした。

 

ちなみに、スマホへの充電はUSBを接続すると自動で開始されます。

どうやら、常時5Vをかけているためこのような動作になっているみたいです。

USB端子部分に金属があたって、ショートしたら危ないんじゃなかろうか。。。

付属品のポーチに入れて持ち運ぶのがよさそうです。

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●バッテリへの充電について

さすがの容量です。すっからかんの状態から満充電までに12時間以上はかかります。

(Anker 40Wx5ポート充電器利用時、2Aで充電)

1目盛めが回復するのに5時間、残りは3時間~4時間で1目盛回復という感じです。

私の環境では14時間ほどかかりました。

 

当然1Aや1.5Aの充電器では遅く、1Aだと計算上は24時間かかることになりますので、

私のような充電器や、前回ご紹介したPowerPort4を利用することオススメします。

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 充電電流は1.8A~2.2A前後でした。

 

折角なので以前購入したAnker IngressPowerCubeも計測。こちらも2A前後ですね。

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 ●まとめ

makoroさんお気に入りのAnkerがまたナイスな製品を出してくれたという感じです。

2年前のAstro2からの順当な進化を実感できました。こいつもオススメの逸品です。

休日に1日Ingressスマホゲームをやり続ける方にも余裕の稼働時間をもたらしてくれます。

 

 

●余談

激安大容量中華バッテリのカテゴリに属する製品はどれもバッテリセルのヘタリがはやい印象ですが、その分お安めに価格を設定し、2年弱ぐらいでどんどん交換していったほうが、新技術も搭載、同サイズでより大容量など、進化のメリットを受けるんでいいんではなかろうか?が個人的意見です。

 とりあえず手持ちのAnkerバッテリで合計容量48000mAhなので、そろそろモバブおじさんと呼ばれるかも。。。