もう10年以上私の手元で活躍してくれているFILCOのMajestouchさんが
一部キーにチャタリングが発生していたため、修理を行いました。
修理したのは実は結構前なのですが、備忘録として記載しておきます。
使用しているのは
Majestouch 日本語109キー 黒軸 かな刻印なし USB/PS2モデルです。
買った当時は黒軸が限定モデルの数量限定で、箱もイラスト入り化粧箱ではなく
真っ白の箱というモデルでした。(今は普通に売ってますが)
現行で一番近いのは↓のモデルですかね。
で、このあとも黒軸のN-Key Rolloverも買ってしまうくらいの黒軸好きに。
●チャタリング発生箇所
テンキーのEnterキー、および+キー
テンキーを意外と多用する人であるため、
必然的にテンキーのEnterが酷使される環境→チャタリング というコンボです。
マウスの時とは違い、キーを押してもスイッチが反応しないパターンです。
●交換用キースイッチ
●修理
いつもどおり半田こてと吸取器活用によるパーツ除去、及び取り付けです。
キースイッチを取り替えるにあたり、キーボードを分解する必要があるので
自己責任で実行します。
・手順
1)KB背面のねじを3本取り外し、手前側にマイナスドライバーor車の内装剥がしを入れ
KBをカバー、背面カバー、本体へ分離
2)USBケーブルのコネクタを取り外し(任意)
3)チャタリングが発生しているキーのキートップを取り外し、キースイッチを露出
4)半田こて+半田吸取器による古いキースイッチの取り外し
5)新しいキースイッチの取り付け
6)動作確認後、必要に応じて清掃を行い、分解手順の逆を行い元に戻す
キーを取り外すときの半田は、
一度足してやってから吸い取ると取り外しやすいかも。
●交換後
数ヶ月立ちますが、特に異常が出ることもなく使えています。
キースイッチ交換が自分でできると、KBの寿命が格段に長くなるのでいいですね。
あと数年は頑張って貰う予定です。