この記事は
http://d.hatena.ne.jp/makoro2_0/20120605#1338901463
からの手動インポートです。
録画鯖8チューナ+spinel化+α
録画鯖の2(地上波)+2(BS)で溢れた分はメインマシンに振り分けるようにしていたんだけれども、
メインマシンの電源を入れるのを忘れる→録画失敗のコンボを複数回繰り返したので
根本解決として録画鯖のチューナ数を増やしました。
●追加物品
- PX-W3U3プレクス | プレクス | プレクス 地上デジタル・BS・CS 3波対応USB接続TVダブルチューナー PX-W3U3 | 周辺機器 | PC用テレビチューナー | パソコン・周辺機器・PCパーツの通販ショップ PLEX
- めげない心
- 3分波器
- 分波器
●参考:録画鯖環境
- AT3N7A-I
- Mem4GB
- HDD:日立2TB
- PT2(Rev.A)
- BDR-206
- PX-W3PE導入メモ - MIMO(makoro-input-makoro-output)
●録画鯖8チューナ化
まずは録画鯖を8チューナに。
既存の2チューナ時より分配数を増やすため
分配器を2分配から3分配のものに変えました。
分配器は多段にしてしまうと出力信号にばらつきが出るため、
それを防ぐために交換。
分配機の先に分波器を設置し、計3本ずつの地上波/BSのアンテナ線を取り出す。
※アンテナ線は設置が面倒だがF型ネジコネクタのものを選んだほうがよい。
損失、耐ノイズ性がともに向上。
PX-W3U3をBDAドライバを用いてPCへ認識、
凡ドライバ+tvtestで正常に視聴できることを確認。
●spinel導入
spinelを導入するために以下の作業が必要。
- BonDriverフォルダ配下に、PT-ST、PX-W3U3の凡に加え、PT-STに同梱されているexeも同じディレクトリに配置。 (これをしないとPT-STの凡がnamedPipeをとおして正常に読みだされない)
- spinel.iniを設定 (TSOptimizerは使わない、アレはソフトが要求しなければ基本解除しない方法を選択)
- Device DefinitionにPX-W3PE用のxmlをコピー
- jsonファイルにPX-W3PE定義読み込み用の文字列を追加(readme.txtを参考に)
上記が終わった状態でspinelを起動し、正常にPT2のチューナ4つとPX-W3PEのチューナ4つの計8つが見えていることを確認すれば完了。
ついでにスタートアップにも登録。
●BonDriver_spinel環境下での視聴・チャンネルスキャン
- spinel用BonDriverを用いて、正常に視聴が行えるかどうかを確認。
- PT2のT0、S0、PX-W3PEのT0,S0それぞれでチャネルスキャンを実行。(定義ファイルを念のため作っておく)
- チャンネルスキャンが終わり、それぞれのチューナできちんとtvtest環境下で視聴できることを確認する。
- 各チューナのT1,S1に、T0,S0で作成した定義ファイルをコピー・リネームしてチャネル定義ファイルを作成
●tvrock環境の拡張
- tvrockの既存設定を4チューナから8チューナへ変更。
- それに合わせてrectest/tvtestを起動するときの引数(オプション)時に使用する凡も凡直接指定からspinel用bonに変更。 (/dオプションで指定しているドライバをspinelに)
- チューナ5、6(地上波)に関しては、我が家の自宅が周波数変換パススルーのため、チューナ1、2からチャンネル/サービスIDともに設定をそのまま移植。
- 録画フォルダ/録画プログラムのパス/視聴プログラムのパス指定を忘れないように。
- 各チューナで実際に録画して正常に録画できているかの確認を。
●1segのみをフィルタする
今回は都合上別サーバ(Windows2008R2 Enterprise)でもspinelを立ち上げ、
録画サーバのspinelを参照させる。
- 別サーバでも上記のspinel設定と基本は同じ。
- BonDriverのフォルダには「Bon1segFilter」と「Bon1segFilterが参照するspinel」をコピー。
- このとき凡spinelは拡張子をDLL以外(sdbなど)にしておく。(そうしないとspinelサーバ側が読んでしまうため)
- spinelサーバのDevice Definitionに1segの設定を追加、jsonファイルに定義行の追加。
- 凡Spinelに関しては排他制御OFFとし、録画鯖で要求するチャネルを優先させる。
- 今回は可能な限り録画を優先させる設定としたかったため、チューナ6(地上波の最低優先度のチューナ)をストリーム供給元とした。
●1segを視聴
- 視聴アプリ側はTVH264を使用する。
- 使用する凡spinelは1segfilterを稼働させているサーバに対して設定
- 排他的チャネルコントロールは無効に。
- 設定ができた時点でまたチャネルスキャンを行う
おしまい。1segは意外と捗りますね。
必要トラフィック量が少ないので、無線環境「など」で視聴するにも不自由ありませんでした。
●おまけ:spinelのポート設定
我が家は以下のネタポートにしましたw
ポート:5089(コンパク)、5090(TS送信用)
みょんみょん。