Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

ANA In-Flight WiFi Service Deep Dive -Part1:基礎編-

 ANASFC修行でANA便に乗りまくることを利用して
なにか面白いGeekなネタは無いかと思い立ち、ふと始めてみるコーナー。
その名も、「ANA In-Flight Wi-Fi Deep Dive」です。
公開されている情報から推測できる数々のネタをつなぎ合わせ、
全5回程度で裏側に迫っていきたいと思います。

 

まず第1回は基礎編です。

 

makoro.hatenablog.jp

 

 

  

●おことわり

数回にわたって書くANA WiFi ServiceのDeep Dive記事では、

以下のようなポリシーで調査した内容を記載しています。

 

ANA公式サイトから得られる情報

・実際の搭乗時に接続した際に得られる情報

・得られた情報から類推できる情報

 

また、記載する内容は2019年時点での内容であり、内容が保証されるものではありません。

公式サイトに記載されている情報以外の内容については、あくまで執筆者(makoro)が調べた結果であり、

ANAが公式発表を行ったものではない点にご注意願います。

 

 

ANA In-Flight WiFiとは?

In-Flightの名の通り、飛行中に利用できるWi-Fiサービスです、
旅客機の高性能化(電波遮断性能の向上)や規制緩和もあり、
離着陸時以外に無線LANを利用できるようになりました。
(より高性能な最新鋭機については離着陸体制中もBluetoothなどの機材が利用可能)

この、「飛行中にWi-Fiが利用可能な点」を生かして生まれたサービスが機内WiFiです。

日本ではANAJALが国内線/国際線双方で提供中です。
また、国内線はJALが無料化したのを皮切りに、ANAも無料化。
両社とも国内線に関しては追加費用無しで利用できます。

www.ana.co.jp

 

ANA WiFi Serviceでできること

 以下に示すようなサービスが提供されています。
・インターネット接続(衛星回線経由、今回のネタ)

ANA Sky Live TV(リアルタイムTV、4チャネル)

・e-books(電子書籍)

ANA FlightPath(地図サービス)

・Videoコンテンツ

・音声コンテンツ(機内音声メニューとは別です)

ANA Store@sky(機内ショッピング)

各コンテンツは数ヶ月に1度、定期的に入れ替わっているようです。

 

●インターネット接続利用方法(スマートフォン)

play.google.com

インターネット接続をしたい場合、事前にスマホANAアプリを入れておく必要があります。

機内モードのまま無線LAN機能をONにし、スマホを「ANA-WiFi-Service」というSSIDに接続します。

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接続後、アプリのメニューより「国内線 機内WiFi」を選択し、

その後、表示されるメニューよりインターネット接続を選択した後

メールアドレスの入力と利用規約の同意を行えばインターネットが利用できます。

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●インターネット接続利用方法(PC)

 

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PCの場合は無線LAN接続後にWin10やMacOS Xであれば、大抵ブラウザがポップアップします。(Windows10であればバルーンがポップアップします)
あとはスマホと同様、メールアドレスの登録及び利用規約の同意を行えばOKです。

リダイレクトされない場合、ブラウザのアドレスバーに

http://www.ana-inflight-wifi.com/

と入力すれば同じページが表示されるので、あとの手順は上記のとおりです。

 

●次回は

 ANA In-Flight Wi-Fiが利用できる機材について、機種、サービス提供機材の両面からDeep Diveしてみたいと思います。

makoro.hatenablog.jp