速写ストラップBreak Ready.... Now!!
と隊長機の指示の下、レインフォールを決める各機。
晴天の2017入間航空祭で航空無線を聞きながらブルーインパルスをD500+SIGMA 150-600Sportsでガシガシ撮っていた所・・・・
私のCarry Speed(速写ストラップ)もBreakしました(泣
もうCarry Speed無しでは戻れないレベルに調教されているため、
新型になった改良版を調達したのでそのレビューです。
購入したのは昨年なのですが、少しリアルが忙しくて記事化がこんな時期に。
・まずは旧型のおさらい
記事は2015/1ですが、購入は2014/11のようです。
便宜上今回購入したものと区別するため「Mark1」と表記します。
Mark1の購入時はD7100+SIGMA 50-500mmでしたが、3年の時を経て機材はグレードアップ。
・ボディ:D7100→D500、765g→860g(+95g)
・レンズ:SIGMA APO 50-500mm f/4.5-6.3 DG OS HSM→SIGMA 150-600mm f/5-6.3 DG OS HSM Sports
1970+45g→2860+299g(+1144g)
ボディもレンズの重量増。特にレンズが1kgも重量が増加しています。フートが300gもあるから仕方ないと言えば仕方ないのですが。(SIGMA150-600Sのフードは金属製)
・ブレイクした箇所
ショルダーパッドのクッション部分が千切れてしまいました。
中央の円形のくり抜き周辺が伸びているような兆候があったため
おそらくその部分から崩壊した可能性が高そうです。
幸いにも両側の縫製の部分が切れなかったため、レンズ等の落下はなし。
流石に4kg強の重量はMark1は耐えられなかったようです。
D7100+50-500mmで使用したのが4ヶ月、
D7100+150-600Sで使用したのが1年7ヶ月、
D500+150-600Sで使用したのが1年という感じでした。
・新型の着弾
超望遠を手持ちで運用しないといけない航空祭ではこれがないと話しにならないレベルで調教されているため、
尼にて改良版であるMark3を調達。FS-PROシリーズなのでまたいいお値段です。
[国内正規品] Carry Speed 一流プロカメラマンが選ぶ 速写ストラップ 一眼レフ用 望遠レンズ対応 【日本語説明書/1年保証付き】 幅広 PRO MarkIII
- 出版社/メーカー: Carry Speed
- メディア: エレクトロニクス
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着弾。「2016 NEW DESIGN」との表記が。ストラップ部含め付属物は
全て箱の中に入っています。
・旧型との比較(すべて左が旧型、右が新型です)
・ショルダーパッド
ここが最大の変更点です。
これまでむき出しだったクッション部の裏側(体と当たる部分)に表側と同じ布が追加され、
クッション部崩壊の始まりとなった円形のくり抜きがなくなりました。
代わりに若干肩パッドの柔軟性が低下したようで、馴染むまでに時間が必要な感じ。
パッドがボコボコとイボ状になっているおかげで、心なしか蒸れも若干軽減しているような気がします。
・ストラップ部
クイックアジャスターにストッパー機構が追加され、使い勝手がUPしました。
Mark1ではストッパーがないため、長さを調整後、吊り下げる構成が重量級の構成だとすぐ元の長さに戻っていましたが、
Mark3だと固定後は今の所下がる兆候は見られません。
移動の際、少しだけ機材を腰骨から持ち上げたかったため地味に嬉しい改良です。
カメラを吊り下げる部分についてはMark1とMark3で変更はありませんでした。
・カメラ側プレート
プレートも Mark1とMark3で変更はありませんでした。
これで予備プレートが1つゲットできたので、活用を検討中です。
最初D7100に取り付けようかと思いましたが、D7100にはSpiderLightのプレートを結局つけたことで完全にデッドストックに。
三脚座を持つレンズが増えたり、ボディが増えたらそれに付けましょう(フラグ
・その他付属物
・サブストラップ、ハンドストラップ
→変更なしでした
・脱落防止ストラップ
→変更なしでした。
・(NEW!!)アンダーアームストラップ
→ショルダーパッドのズレを保持するために追加されたストラップです。脇の下をくぐらせるストラップ?でしょうか。
しかし当方デブのため装着するとキツイため、結局これもお蔵入りです。
・新型の使用感
ショルダーパッドが強度アップに伴い、肩に馴染むのに時間がかかるという点だけですが、馴染んでしまえばこれまでどおりのCARRY SPEEDストラップの使い勝手と同じです。ヒジョーに快適。
CARRY SPEED FS-PROは前回のレビューの通り、
・重量級レンズでも首と肩、カメラのマウントに過大な負荷がかからない吊り下げ方
・三脚座があるレンズの場合、2点支持で吊り下げられるため機材が暴れない
・腰骨の位置でカメラとレンズが固定されて動いても大きく暴れない
・右手のある位置にカメラグリップが来るので、そのまま握って手元に持ってくるだけで撮影できる
・アルカスイスでクイックリリースを統一すればカメラ側アダプタを外す必要なし
とかなり(価格以外は)パーフェクトなデキる子なので、当分離れられそうにありません。
新型はショルダーパッドが強化されたので、ボディをD5にしても大丈夫そうです。
D5ほしい。。。
これでまた超望遠の手持ち撮影が捗ります。
超望遠レンズを手持ち運用している人には積極的にセールスしたい。