Think threshold

中の人のIYHにいたる顛末と購入レビュー。ときどき自宅システム構築備忘録。

SurfacePro3を使って2週間で分かったこと。

SurfacePro3を購入し、ほぼ毎日使用し続けて2週間が経ち、

購入時には見えてこなかった点が見えるようになりましたので、

自分の備忘録、およびこれから買う人の参考のために(なるか判りませんが)

2週間後の使用感などをメモしておきます。

 

 ●使用スタイル

仕事でも使用していることもあり、ほぼクラムシェルとしての使用がメインです。

タブレットモードで使うこともありますが、比率としては

95%がクラムシェルとしての使用スタイルになります。

使用アプリケーション:Chrome、TweetDeck、XenDesktop(確か6のはず)がほぼメイン

これまで使っていたPCがThinkPad X220のため、それとの比較が主となります。

 

1.KBの使い心地

・良い点

Type Cover Proのタイピング心地(という表現でいいのだろうか)は悪くありません。

12インチになってくれたおかげで、副次効果としてKBの横方向にキーピッチも広がり

かなり太めの指である私の手でも問題なくタイピングできます。

ストロークに関しても、昨今のUltrabookと比較し明確に劣っているわけではありません。必要十分な量が確保されています。

なお、長文を書く必要がある場合は別途フルサイズのKBを接続して使用しています。

 

・悪い点

Fnキーの位置。Type Cover Proに限った話ではなく、先代Surfaceからですが

なぜお前は右側に居るんだ。左側にいてくれ。

ファンクションキーを多用するので正直使いづらいです。

また打鍵音が角度をつけた状態だと若干出ます。

角度をつけたほうが打ちやすいんですが、「タタタタタタタタタ」って音が。

私自身はメカニカルキーを普段使い慣れているので気になりませんが、

人によってはNGなポイントかも。

 

・Type CoverでのTips

1)Fn+Del/BackSpaceで液晶画面の明るさを変更できることを覚えました。

2)Fn+CapsLockでFnキーを押しっぱなしにすることができます。

(Fn+CapsLockを押した後、設定チャームを出すキーを押すとF8として入力されます)

3)Fn+矢印キーでそれぞれ ←:Home →:End ↑:PageUp ↓:PageDownとして使えます。

F1~F10までのファンクションキーは多用するんですが、PageUP/Padownは地味使うだけにここの運用をどうしようかまだ答えが出ていません。

 

2.本体サイズについて

ThiknPad X220とSurface Pro3は閉じた時のフットプリントはほとんど同じのため

X220時代のキャリングケースをそのまま使っています。

 13インチだとちょっとかばんに入れるのが難しくなるし、11インチだと小さい。

 やはり12インチはジャストサイズです(個人的には)

 

3.画面の解像度、スケーリングについて

画面の解像度、非常に高くてグッドです。RAW現像はすごく捗ります。

いいことばかりに思えるこの高解像度なのですが、

文字処理メインの物書き等、仕事用途しては解像度が高過ぎる感があります。

スケーリングすればChrome等、通常の利用ならば問題はなかったのですが

・TweetDeck

・XenDesktop Client

でスケーリングの処理がうまく行われていない模様で、

文字が若干滲む現象が手元で確認されました。

そのため、スケーリングなし(Dot by Dot)で使用していますが、

Thunderbirdがつらいですね。。。

 

4.発熱、電池の持ち、およびファンについて

発熱については可もなく不可もなく、という感じです。

もちろんX220よりは低発熱になっていますが、それはCPU世代が進化したからであり

特段SurofacePro3の発熱が少ないわけではありません。

もちろん、しっかりCPUを使えばきちんと発熱します。

 

電池の持ちはX220から大幅に進化し、

ACアダプタを常に意識して持ち歩かなくても良くなったのは◎です。

これなら一日本体だけ持ちだしても困らさそうです。

 

ちなみにブラウジングtwitter等CPUを使用しない処理であれば、

ファンの音もせず非常に満足度の高いマシンですが、

CPUを使う処理をすると、五月蝿いです。すごく。

vaioProも結構なファンの音がしますが、SurfacePro3もvaioProを笑えません。

ここはMacBookが羨ましいですね。。。

 

5.使用スタイルについて

使用する際には、KBのスペース+キックスタンド分のスペースが必要です。

クラムシェルより必然的に広い(前後方向に広い)スペースが必要になります。

ここがクラムシェルと最大の違いかもしれません。

海外レビューだと「膝の上でも問題なく使えるぜHAHAHA」なレビューも出ていますが、

日本人の短足な膝上ではなかなかツライものがあります。。。

 

6.まとめ

デバイスとしては非常に満足感が高いですし、上記に上げたデメリットのうちで

多くの点は許容できると思います。

ただ2点、机がないところでの使用感、およびKBのFnキーだけが残念ですね。

 

私の使い方では問題なくクラムシェルの代替として使用できますし、

また使用時間が長くなると上記の見方も変わるかもしれません。